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豊永阿紀が栗山梨奈に送ったお手紙全文 (栗山梨奈 23歳の生誕祭)

りなちへ

お誕生日おめでとう。

元気にしてますか?

ちょうど1年前の今日も生誕祭でしたね。

いつもいつもケーキを作ってくれるからと、皆でこっそり用意したケーキ、バレないように隠したり、開演10分前に優絵瑠に怒られてお祝いされるサプライズしたり。あの時のりなちの顔も、皆の笑い声も、ずっと忘れられない、とってもとっても楽しかった思い出です。

ずっと昔に思うくらい懐かしくて思うけど、最後の生誕祭がりなちの生誕だったの、何だからしくてとっても好きだったなー。

チームが変わってもうすぐ1年。りなちは変わらずに「あきさーん」って言ってきますね。その度に私は「何だよー」と言いながら、あの頃と変わらないことに嬉しく思いつつも、少しだけ心配です。

コンサートのリハーサルの帰り道、たくさん怒られて浮かない顔をしていたあなたと2人で歩きながら話しましたね。1時間くらいかな? ネイルパーツの買い物をしながら色んな話を聞きました。

うまくできない自分への葛藤や周りの視線、どうしたらいいのかわからないというあなたに、思えばいつも「こうしたらいいんじゃないかな」とか「それはこうだからじゃない?」とか、そんなことばかり言ってしまっている気がして、繊細で心の柔らかいりなちには届いているのだろうかと1人になって反省したりします。

だから今日はりなちの好きなところを伝えようと思います。

人のために何かをすることが本当に好きなところ。

口では「好きだから」とか「しなきゃ」とか言っても、根っこに温かさがないとできることじゃないことをいつもりなちはやっています。それは誰もができることじゃないよ。

そして、甘えるのが下手なのに甘えてくるところ。

過度なボディタッチは正直ちょっとめんどくさい時もあるけど、なんだかんだそれを含めて可愛いやつだなと思います。

知れば知るほど憎めなくて、あなたは可愛い人です。

そして、いつでも真剣に何かを考えているところ。疑問や感じたことをそのままにせず、表に出せたり、気持ちを伝えれるところ。それも凄いことだなと思います。

時々その勢いとか、タイミングとかにドキドキしてしまう時もあるけど、MCとかでもそういうキャラが活きてきて、今のりなちは凄く見ていて面白いアイドルです。

他にもたくさんあるけれど、またそれは今度ゆっくり歩きながらまた話しましょう。

相変わらず不器用で、人に気づけないところで頑張っていて、悩みながら、落ち込みながら、それでも諦めず、もがいているりなちを今でもちゃんと見ているよ。それはきっと絶対にKⅣのメンバーだってそうです。

自分の中に眠っている力と今あるもの。そして周りが見てくれている自分をもっと信じていいんだよ。あなたの奥深さは唯一無二です。

りなちの23歳がたくさんの愛情に包まれた1年でありますように。

お誕生日おめでとう。

P.S.

手紙のお礼は梨一箱でいいですよ。

豊永阿紀より

(2024年1月12日 HKT48劇場 チームKⅣ「ここにだって天使はいる」公演)

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