エミリーへ (ハート・ハート・ハート)

25歳のお誕生日おめでとう。

今年も生誕祭を一緒にお祝いできて嬉しいです。

私は、紗英ちゃんです!

こうやってしっかりとお手紙を書くのはエミリーが16歳の生誕祭以来みたい。なかなかこういう機会もないので、エミリーへの気持ちをたっぷり伝えたいと思います。

出会った頃のエミリーはとにかく人見知りで、暗い色の服しか着たがらない子でしたね。でも笑顔が可愛くて、そして絶対に面白さを隠し持ってるなって、きっと同期は皆気づいていたと思います。

前に「メンバーで初めて話したのがさえぴょんだったよ」と教えてくれました。私も初めから話しやすくて、仲良くなるのに時間はかからなかった印象です。

紗英が悩んだ時には電話で話を聞いてくれたり、逆に紗英がヤミリーをたくさん慰めたり、これまでお互いにたくさん支え合ってきました。

チームTIIになってから立ち位置がシンメになることが増えていって、今ではきっとファンの方の中でも、紗英のシンメと言えばエミリーなんじゃないかな。

エミリーがシンメにいると本当に心強くて、なんだか「うちら無敵!」って気持ちになっちゃいます。

そんな、ずっと一緒だった私たちも今年チームの組閣があり、初めて離れ離れになりました。

発表の時、最後の最後まで2人の名前が呼ばれなくて、心の中で「きっと別々のチームなんだ」と隣にいながらお互いに覚悟していたね。

これまでずっと一番近くで支え合ってきた存在がそばにいないのは私自身不安だったし、何よりエミリー大丈夫かなって心配していました。

でも、たまたま楽屋でKⅣの反省会に居合わせた時に、皆を引っ張るエミリーの姿を見て大丈夫だって思ったし、私も私のチームでしっかりやらなきゃと改めて気が引き締まる思いでした。いつもそうやって陰ながら見ているし、刺激をもらってるよ。

ちょっと不器用で、たまに口が悪くて、それで勘違いされることもあるけれど、とっても愛情深くて、優しくて、本当に素敵な人です。だからこうして新しく公演を覚えてでも一緒にお祝いしたいって集まってくれるメンバーがいるんだね。

全てが正直で素直なエミリーだからこそ、出会って10年経った今でもくすぐったいくらいにエミリーからの大好きが伝わってきます。私からはちゃんと届いているかな?

いつも一緒にいて、ましてや一緒に暮らしているから普段口にして伝えられていないけれど、紗英もエミリーが大好きです。

歌声もダンスもお顔も全部大好きだし、相変わらず気分屋なところも、変なところ、照れ屋なところも、ピーマンの肉詰めが美味しいところも全部全部大好き!

これからもずっとそばにいてね。

最後に。紗英の生誕祭でエミリーがくれたお手紙、「2人で揃って選抜に入りたい」と書いてくれていました。

今日こうしてエミリーの生誕祭を迎える時に叶えられていることが嬉しいです。

エミリーにとって、25歳が幸せいっぱいな1年になりますように。

さえみりーの紗英より

(2023年12月26日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームKⅣ「ここにだって天使はいる」公演)