深川舞子様

20歳のお誕生日そして生誕祭、改めておめでとう。

あなたと出会って5回目の誕生日です。つまり人生の4分の1を一緒に過ごしていることになります。

あっという間のようで、長くて、でもあっという間だったね。

その中でもこの1年は特にたくさん話した気がします。今までしたことない深いところまで。

お互いの環境も状況も変わって会うことも少なくなって、だからなのかわからないけど私への愛が限界突破したらしいあなたは嬉しい言葉を本当にたくさんくれました。

久しぶりに会うと必ず「あきー!」と抱きついてずっと離れず、ちょっとしたことで「マジ阿紀ちゃんほど好きな人これから出会えんわ」と言い、極めつけは私が仲の良い友達の話をした時の「どうせ阿紀の一番にはなれんもん」彼女かと思いました。(客笑)

そんな未来もありかもしれませんが、お互い卒業してから考えることにしましょう。

でもあの時はぐらかしたけど、一番かどうかはさておき、特別なのは絶対です。あなたの存在は私の唯一です。

優しい優しいと言われるあなたが私の前では口が悪くなったり弱音を吐いたり愚痴を言ったり不機嫌を隠さなかったり、肩書きとか取っ払ってそのままでいてくれるところに優越感を抱いています。私の愛も大概重いので、お互い様だね。(客笑)

でも一番嬉しかったのは、少し前に私が泣いた時、「阿紀にHKT受けんと?って聞いたのは阿紀が入ったら何か変わるかなって思ったからだよ」って言ってくれたことです。

そんな思いも知らずに入って3年が経ちました。どうでしたか? あなたは、私は変わりましたか?

変わったところも変わってないところもたくさんあると思います。

出会った頃から変わらず、優しすぎて、人を優先しすぎて、「もっと言えばいいのに」と怒っちゃうこともあるけど、そんなこともひっくるめて今の舞子が好きです。その逆もきっとあると思うけど、それでも一緒にいてくれてありがとう。

誕生日当日は「いつになるのか、そもそもできるのか」と言っていた生誕祭。これができたのは準備してくださったファンの皆さんのおかげなのはもちろんだけれど、今日この日にできたのは舞子自身が心を折らずに「またステージに立ちたい」と頑張った成果だと思います。「よく頑張ったね」と言いたいです。あなたの友達であることを心から誇りに思います。

さて話は少し変わりますが、日本人女性の平均寿命は87歳だそうです(客笑) つまりその計算で言うと、私たちは人生の8割を一緒に過ごすことになります。

お姉さんになっても、おばさんになっても、おばあちゃんになっても声が届くところにいてください。

一緒に最高の大人になりましょう。

豊永阿紀

(2019年9月14日 スカラエスパシオ ひまわり組「ただいま 恋愛中」公演)