梨奈へ

初めての生誕祭どうでしたか? 楽しかったですか?

お手紙もしかすると私かもなぁ~と密かにうぬぼれつつ期待していたら、本当に書かせてもらうことになって嬉しいです。

とは言え、大事な生誕祭で本当に私でいいのかと少し不安ではあるのですが、喜んで筆を取らせていただきます。

まだ名乗りません。

梨奈と初めてしっかり話したのは一昨年のTDCコンサートのリハ終わりでした。

レッスン場から出て帰ろうとした私の方に駆け寄って来てくれて「誕生日1日違いなんです」と言われたのを覚えています。

そこで少しだけ会話を交わして、「栗だからモンブランちゃんって呼ぶね」と私から言ったのに、結局そう呼んだことはその日以来一度たりともありませんでしたね。テヘペロ♪(客笑)

そこから距離が縮まったのは本当にあっという間で、気がつけば2人でご飯食べに行ったり、遊びに行ったり、梨奈のおうちに弾丸でお泊まりさせてもらったりと正直こんなにも仲良くなれる後輩ができるなんて夢にも思ってなかったです。

梨奈の第一印象は良い意味で「どこにでもいそうな明るい女の子」だと勝手に思っていたけれど、仲良くなって、いざフタを開けてみると、人に対する愛が重たくて、メンヘラ気味で、たいがい落ち込みやすい性格で、「あっ、この子と私、同じニオイがするな」と徐々にわかりました。(客笑)

けれど、私よりもずーっとしっかりしていて、悩んでいる姿も近くでたくさん見てきた気がします。

公演のことで悩んでいたかと思えば、次から次に先輩のこと、同期のこと、他にもたくさん色々なこと、たまに電話かけて相談なんかもしてくれたりして、その電話の中で梨奈があまりにも落ち込んだことばかり言うからどうにか元気出してほしいなと思って励ましたのに、私が何を言ってもネガティブな返事しか返ってこなかった時、本当にどうしようかと思いました。

そうやって梨奈は自分を追い込みすぎることがあるから、正直私はたまに心配になります。

それでも梨奈は頑張り屋さんで、大分から日々通いながらの活動で、時には遅寝早起きをさぜるを得ない状況で、心身ともにつらいことも多いはずなのに、普段は自分から積極的に新ポジを覚えたり、同期が公演に出られなくなった時には急遽だったのに追加曲やユニットの新ポジを時間のないなか覚えて、開演ギリギリだったらリハーサルもできずに本番だったのに、それを全部しっかりやってのけたり、そんな梨奈の姿を見て、私には想像もつかないぐらいの努力をしているんだなぁと凄く刺激を受けました。

あと、最初の方は自信なさげに「先輩とうまく話せないんです。どうしたらいいですか?」と一応先輩なはずの私に相談をしてきたのに、最近は色んな他の先輩と仲良さげに話しているところを多く見かけるようになって嬉しく思う反面、少しジェラシーも感じています。

って、梨奈本人に言うと「ちゃんと一番ですよー」と返ってくるけど、うまくあしらわれてるような気がして私は少しおこみゅんです。(客笑)

私もたいがいめんどくさい先輩ですね(笑)

梨奈は私が先輩ってことを忘れてるだろってぐらいメッセージはすぐ既読無視するし、返事がきたと思えば「草」とか「ワロタ」とかだし、一緒にご飯行けばすぐに「奢って」とたかってくるし、本当に生意気だと思うこともあるけれど、なんだかんだ慕ってくれてて、何かあればすぐに相談してきてくれたり、頼ってきてくれるから、そんなところもひっくるめてぜ~んぶとっても可愛くて仕方ないです。

普段絶対言えないことや言わないことを書きすぎて、今私は書いてて鳥肌が止まりません。てへみゅん

正直書き足りないことはたくさんあるけれど、全部書いていたら三日三晩でも収まらないと思うので、そろそろこの辺で締めたいと思います。

梨奈、改めて19歳のお誕生日おめでとう。

私じゃきっと頼りないし、何も解決してあげられないかもしれないけれど、話を聞いて少しでも心を軽くしてあげられることぐらいはできるので、何かあったら、些細なことでもいいからまたいつでも相談してね。

そしてこれからも仲良くしてくれると嬉しいな。

それから、ご飯行こうね。もっとたくさん遊びに行こうね。いつでも誘ってね。おごらないけど。(客笑)

ラストティーン、梨奈にとって幸せいっぱいの良い年になりますように。

梨奈は私が欲しかったリップを誕生日にプレゼントしてくれたのに、私は梨奈の誕プレ、正直まだ何も準備してません。ごみゅんね。(客笑)

よかったら何が欲しいか、この後お手紙の感想とともに連絡ください。待ってますみゅ~ん

梨奈のことがだ~い好きなみゅんさんこと、あいちゃんことチームTII 石安伊より

(2020年1月16日 西鉄ホール 研究生「脳内パラダイス」公演)