ちぃ、19歳のお誕生日おめでとう。

そして本日このような素敵な生誕祭を開催してくださいました生誕委員の皆様、ファンの皆様、スタッフ、関係者の皆様、誠にありがとうございます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

こんな盛大な生誕祭は初めてで、ドキドキワクワクしてるかな?

物心がついた頃から千伽奈は「アイドルになりたい」じゃなくて「アイドルになる!」と言っていたね。

住宅会社のモデルルームの前を通る度に「ちぃがアイドルになってママにこのお家を建ててあげるね」と言っていたのが昨日のことのように思います。

小学2年生の時にいきなりダンスを習いたいと言ってきて、そのダンススクールの場所、見学ができる曜日、時間まで調べてきてビックリしました。

そして小学4年生の2分の1成人式の時に、将来の夢でも「アイドルになる!」と宣言し、まさかその夢を叶えるとは正直思ってもいませんでした。

アイドルになるという夢を持ち続けたまま高校生になってからもたくさんのオーディションを受けましたね。

書類審査で落ちたり、書類審査は通過しても一次、二次審査で落ちたりしたけど諦めず48グループのオーディションを何度も応募したけど、なかなか良い結果が出ず、高校2年生の時に応募したドラフト会議のオーディションの時には「このオーディションがもう最後にしなきゃね。進路も決めなきゃいけないから」と言った時は正直お母さんはつらかったです。

12月の三者面談では本格的に進路を決めなければならなかったけど、担任の先生に「進路は1月21日まで待ってください」と言い、ドラフト会議のことを話しました。

ドラフト会議の投票に関しては「お父さんとお母さんは絶対に投票しないで。このドラフトはファンの皆が投票して決めるドラフトで、家族が投票するドラフトじゃないから」と、はっきり言われ、投票しなかったけど、ドラフト会議の当日、目の前で千伽奈の番号がなかなか呼ばれなくて泣き顔に変わっていく千伽奈の姿を見るのが本当につらく、投票しなかった自分を凄く後悔し、責めました。本当にごめんね。

そして今ではこんなにたくさんの仲間、先輩、ファンの皆さんに支えられ、アイドルとして活躍させてもらえる場所を作ってもらい本当に感謝しかないね。

今このステージに立つまで千伽奈はたくさんの努力や苦労をしたと思います。

しかし、千伽奈がステージに立つ度にたくさんのファンの方々、スタッフさん、関係者の方々が動いてくれていることはこれから先も決して忘れてはいけないことだよ。

先輩方がいてくれたから、仲間がいてくれるから、応援してくださるファンの方々がいてくれて、常に動いてくれているスタッフさん、運営の方々がいらっしゃるから千伽奈は夢だったアイドルになれて活動ができているんだよ。こんなことを言うと千伽奈は「わかってるよー」と言うと思うけど。

そして私たち家族は千伽奈がアイドルになってくれたから48グループのことをたくさん知ることができました。ありがとうね。

気が強くて、生意気で、すぐ泣き、負けず嫌いで、漢字が苦手な千伽奈ですが(客笑) ファンの皆様どうかどうかこれからも千伽奈を支えてやってください。

そして千伽奈の夢だったアイドルという夢を2年前の今日叶えてくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。

これからもどうぞ安藤千伽奈のことをよろしくお願い致します。

千伽奈、頑張れ! 千伽奈、お誕生日おめでとう!

母より

(2020年1月21日 NGT48劇場 研究生「PARTYが始まるよ」公演)