りんちゃんへ

23歳のお誕生日おめでとう。

りんちゃんにとっておそらく初めてとなる生誕祭の手紙。ちょっと緊張しちゃうけど、書かせてもらいます。

岡部チームAが結成されてから2年が過ぎました。

今りんちゃんにとってチームAはどんな存在ですか?

突然の兼任、そして初めてのキャプテン。今まで誰も経験したことのないプレッシャーや葛藤がきっとたくさんあったと思います。

りんちゃんとはマジムリ学園のドラマや舞台の頃から一緒にいる時間がとても長くなりました。

セリフが一番多いのに皆より先に台本を手放して稽古している姿、空き時間にiPadでチーム8のロゴを書いている姿、コンビニで買い占めたキュウリの一本漬けを食べている姿(客笑) 色んなりんちゃんを見てきたけど、あの頃一番印象に残ったのは舞台の日も、公演の日も円陣の前には1人きりうつむいて、何かをじっと考えている姿でした。

りんちゃんは絶対に私たちメンバーには弱音を吐きません。

だけど、考えすぎていっぱいいっぱいになってしまう時もあること、本当は知ってるよ。

そんなりんちゃんを見て、少しでも支えになってあげたいと思いながらも、総監督である私が同じチームにいることでキャプテンをやりづらくしてしまっているんじゃないかと未だに思うことがあります。

でも、先月のツアー千秋楽のあと、チームAのグループLINEに長文メッセージを送ってくれたよね。

その内容や思いがとっても嬉しくて、「返信不要」と書いてあるのに返信せずにはいられなかった私を許してください。

自分と戦いながらもチームを先頭で引っ張ってくれるりんちゃんは私たちの欠かせないキャプテンです。

そして、りんちゃんにとっても皆にとってもチームAが大好きな居場所であるよう、私も一緒に頑張ります。

だからもっともっと頼って欲しいし、もっともっと頼らせてね。

りんちゃんのくしゃっとした笑顔がたくさん見られる1年になりますように。

岡部チームA 向井地美音より

(2020年1月16日 AKB48劇場 チームA「目撃者」公演)