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片岡成美が石黒友月に送ったお手紙全文 (石黒友月 15歳の生誕祭)

ゆづへ

15歳のお誕生日おめでとう。

ゆづにとってこの1年はどんな1年でしたか?

ライバルでもあり、仲間でもあったメンバーの卒業が続き、きっと不安な気持ちでいっぱいだったよね。

「青春ガールズ」公演の他に各公演のバックダンサーや1人MC、ときにはアンダーにも出演し、必死にポジションを覚えてる姿をよく見かけたので、チームSへの昇格が決まった時、私も自分のことのように嬉しかったです。

でも最近はゆづを見て、色んなことを感じています。昇格したからには遠慮せず、でも初心を忘れず、正規メンバーとしての自覚をもっと持っていってほしいっていうのが本音です。

ゆづはもっともっとできる。ずっと近くで見てきた私が言うんだから間違いないです。

SKEに入ってきたばかりの時、なかなか研究生公演に出れなくて悔しいはずなのに、毎回見学に来て、反省会では意見を言ってくれて。ケータリングは出演メンバーじゃないからってどれだけおかずが余っていても、みんなが何回も「食べなよ」って言っても白米だけを食べて帰っていったゆづ(客笑) あの時のゆづがとってもかっこよくて、私は好きでした。

先日行われたリバイバル公演や昇格してからのS公演でたくさんの先輩にアドバイスをもらったと思います。

もし、今の自分に満足してるなら、それは間違ってるよ。同期も多くて公演に出れる機会も多いチームだからこそ難しいかもしれないけど、楽しんでるだけじゃ簡単に上には行けないと思う。

選ばれたことに感謝することと、選ばれたことに満足するのは全く違うこと。ときにはキラキラスマイルを忘れることがあってもいいんじゃないかな。

頑張ったかどうかは自分じゃなくて、他人が決めること。私もそうだけど、自分が思ってる以上にもっともっと努力しないといけないと思います。

ライバルであり仲間。そう言えるようなメンバーがチームSでもたくさんできたらいいね。

私もゆづに負けないように頑張ります。

今回お手紙を書かせてくださった生誕委員の皆さん、ありがとうございます。

入ってくる時期も年も違って、一緒に研究生として活動する期間も短かったけど、今も気づけば一緒にいて、色んな話が出来る関係でいられてとても嬉しいです。

改めてお誕生日おめでとう。素敵な1年になりますように。

チームKII 片岡成美より

(2018年10月17日 SKE48劇場 チームS「重ねた足跡」公演)

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