陽菜ちゃん、卒業おめでとう。

陽菜ちゃんがSTU48に入ってから7年間ずっとそばで見守ってきましたが、色んなことがありましたね。

語り出すと明日になってしまうので、このお手紙では先日行われた卒業コンサートのことを書こうと思います。

卒業コンサートが開催されるのを決まった日、陽菜ちゃんの夢が叶ったことが本当に嬉しかったのですが、正直あんなに大きな会場が埋まるのかなと心配していました。

でも当日会場に行ってみると、たくさんの人が。陽菜ちゃんのためにこんなに集まっていただけたんだなと思うだけで、もう涙が出そうでした。

そして本番、始まった瞬間からファンの方々の会場が震えるほどの大きな声援で感動しすぎて、涙が止まりませんでした。

こんなにたくさんの方から応援してもらっていたんだなと改めて感じ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

それからコンサート中、メンバーの皆さんの陽菜ちゃんに向ける優しい眼差しから愛をたくさん感じましたし、コンサートが決まってからたくさんの夢や要望を親身になって聞いて、叶えてくださったスタッフの皆さんの愛情もたくさん感じました。

本当にたくさんの方々のおかげで全てをやり切った気持ちで、笑顔で卒業できることに深く感謝申し上げます。

そして、このような素晴らしい卒業コンサートを作り上げた陽菜ちゃん。ママの隣でよく泣いていた、小さくて気弱な女の子が、堂々と自分やコンサートをプロデュースしていて、とっても強い女性に成長できたことを本当に嬉しく思います。

これからはママの元を離れて1人で生きていくことになるのですが、この7年間の努力の積み重ねを糧に頑張っていってね。

これから先、努力は報われないこともあるかもしれないけど、やって無駄な努力は何ひとつないです。

そして、たくさんの方の支えのもとに生きていくことはこれからも変わらないので、感謝の気持ちを忘れず、陽菜ちゃんらしい人生を歩んでいってください。

寂しくなったら、家族はいつでも待っているので、帰っておいで。

最後になりましたが、コンサートに続き、卒業公演も開催していただき、スタッフの皆様、メンバーの皆さん、ファンの皆様、本当にありがとうございました。

これからも、もしよろしければ陽菜のことを見守っていただけると幸いです。

皆様にもたくさんの幸せが訪れますように。

陽菜の母より

(2024年5月1日 STU48「花は誰のもの?」公演)