荻野由佳が西潟茉莉奈に送ったお手紙全文 (西潟茉莉奈 26歳の生誕祭)

がたぴーへ

お誕生日おめでとう！

がたぴーと新潟に来て約6年半。何があってもどんな時でもずーっと私のそばにいてくれました。本当にありがとう。

がたぴーの凄いところは何よりも努力家で、真面目で、一生懸命なところです。

ダンスレッスンはもちろん、応援してくださる方への愛情がとってもわかるところ。

握手会は最初は隣のレーンで、まだ2部制だった時、レーンに来てくださる方がお互いに片手で数えられるくらいの人数で、イベントを2人でさせてもらった時も「来てくれるかなー？」ってずっと不安だった時が本当に懐かしく思えます。

毎回握手会が終わると咄嗟に携帯のメモを開いて、来てくださった方のお名前と特徴をメモしていたり、時間があればメールの返信を読んでいたり、Twitter巡回していたり、自分を応援してくださる方以外のこともしっかりと把握していること、昔も今もずーっと変わらず継続をしていること、なんなら日に日にそれが増していって継続できていること、本当に心の底から尊敬しています。

アイドルは色々なタイプの魅力的な子がたくさんいるけれど、私の中で一番の理想とする、尊敬とするアイドルは西潟茉莉奈でした。これは初めて言いました。

グループを引っ張るということはセンターになるとか目立つとかそういうことだけじゃなくて、今NGT48を引っ張ってくれて、言葉だけでなく行動とかっこいい背中で示していってくれてるのは間違いなくがたぴーです。

悔しいこともたくさんあったよね。それでも弱音を吐かずに頑張り続ける姿、時には涙を流しながらしっかりと自分の意見を伝えている姿。でもそれは常に応援してくださる方を一番に考えている言葉ばかりで「アイドル」という言葉が本当に似合う素敵な人だなぁと思いました。

気づいたら単体だけでなく「西荻」というペアで応援してくださる方も増えてきて、「西荻」公演までこうしてさせていただけるようになったね。

何かしらでペアを組むとなった時、がたぴーとだと何事にも凄く安心感があって、がたぴーが隣にいてくれるととっても誇らしいです。

そんな人が横にいてくれて、同期で良かったなと心の底から思います。

卒業を決意した時に真っ先に思い浮かんだのはがたぴーでした。

2人で一緒に新潟へ来てスタートをしたからこそ、先に1人で卒業してしまってごめんなさいという気持ちで本当に心が苦しくなりました。

それでも私の背中をしっかりと押してくれて、かけてくれた言葉はずっと忘れません。

いつも当たり前のように横にいてくれて、頼って、助けてくれていたから、これからはそんながたぴーの存在がすぐ近くにいないことを考えるととっても寂しいし、とっても不安です。

でも私も前を向いて、自分の選んだ道を精一杯頑張ります。

がたぴーは一生懸命で真面目で頑張り屋さんすぎるから、たまには肩の力を抜いてね。