朱莉へ

誕生日おめでとう。

朱莉も23歳か。あっという間だったような、長かったような。

最近は色々な事情で朱莉ともたくさん話す機会があり、手紙ではなかなかうまく伝えることができませんが、日頃思っていることを綴ります。

朱莉は石塚家に長女として生まれ、きょうだいの中でも突っ走った人生を送っていますが、今も変わらず弟達を可愛がってくれるお姉ちゃんでありがとう。

これからも裏表のない朱莉お姉ちゃんに弟達はついてくると思います。

きょうだい3人で仲良く人生を歩んでいってください。

お父さんは付録みたいな感じで大丈夫です。

石塚朱莉「はい、了解しました」

朱莉が小さい時の一番の思い出と言えば、おばあちゃんの家で机に前歯を強打した時かな。

あの時は前歯が歯茎にめり込むくらいの怪我で、可愛かった朱莉の顔がみるみる腫れて、猿みたいな顔になったことです。

それから数日は痛くて泣いて、ご飯も食べれず、親としても何もできなかったことを思い出します。

かなり痛そうにしていたけれど、代わってあげようとは思わなかったかな。痛いのは嫌だし。

石塚朱莉「おもんな」

ごくごく普通な人生を歩むと思っていましたが、いきなり「オーディションを受ける」と言いだし今に至りますが、朱莉の人生なので好きにやったらええと思うよ。お父さん、お母さんはそれを見守っていければなと思います。

親バカは話をすればそこそこ可愛かったので、いつか何かのオーディションに申し込めばいいかなーと思っていました。

今YouTubeを頑張っているのは知っています。毎日配信するのも大変だと思いますが、今しかできないことを頑張るのも楽しみに変えてください。

何をするにも壁はありますが、乗り越えるには直感も大切ですが、冷静に分析する力もつけていきましょう。

日々変化することに柔軟な考えが必要だと思います。自分を信じて突き進んでください。

弟たちの話に戻りますが、彼らの人生を少し変えたのも朱莉の影響があるのかな? それが駄目とかじゃなくて、それも彼らの人生で、それに関わったお父さん、お母さんも決められた人生だったのかなって思うよ。

何事もいいように捉えて、未来は変わらないけれど、なるようになるって考えていきましょう。

最近は家にいることが多くなり、買い物や料理も率先して引き受けてくれます。凄く助かります。ただ、洗い物は全くしないので、少しは段取りよくするように。

あと冷蔵庫の物を勝手に捨てる癖があります。後で食べようと思っていたものが無くなっている時は悲しくなります。それでいて、自分のお菓子を誰かが食べた時はかなりの勢いで怒ります。

朱莉が持っている未来の夢はいつまでも持ち続けてください。夢は変わっても、いつも夢を持っていると人生100倍楽しいですよ。

ちなみにお父さんは未だにパイロットになる夢を諦めてません。プライベートジェットでも持つかなーという夢も諦めていません。唯一今からでもパイロットになれる道です。

石塚朱莉「頑張ってください」

日頃よりうちの娘・石塚朱莉を応援していただきまして、ありがとうございます。ファンの皆様に支えられなければ今の石塚朱莉はいません。石塚家一同心より感謝いたします。

またメンバーの皆様、運営の皆様、各関係者の皆様、この場をお借りして日頃の御礼をさせてください。誠にありがとうございます。

最後に、公演ではなくネットでの配信になりながらも朱莉のために色々と考え、ご尽力くださいました実行委員の皆様、本当にありがとうございます。まだまだ朱莉は夢を持っていると思います。その夢が叶うまで、しばらくお付き合いください。

では今回のお手紙が良かったよーって方は高評価よろしくお願いします。

父より

(2020年7月20日 NMB48劇場 オンライン生誕祭「石塚朱 生誕祭」)