あんちゅへ

22歳の誕生日おめでとう。

何書こうかなと考えてるうちに寝てしまい、結果電車の待ち時間に書いています。

などと書いてる間に電車が来てしまったので電車の中で書きました。

7年くらい一緒にいるけれど、あんちゅに手紙を書くのは初めてかもしれません。逆に初めてじゃなかったらごめんなさい。初めての気持ちで書いてます。

お互い言葉で伝えるのがどうも苦手で、語彙力がないオタク同士言葉を交わさなくても伝わる部分が多くて、ニュアンス会話が多いですね。そんな会話が楽しくて、気づいたら中身のない話をずっとしたり、たまに真剣な話をしたりする時間が大好きです。

その際、あんちゅが以前「私は公演頑張らんようにしてる」と言ったことが…

石塚朱莉「言わないでよ!それ。言わないでほしかったよー。ひかないで」

私が頑張って踊ってしまうと悪目立ちをしてしまったりするから私はあえて力抜くねんって話してくれた時、「この子は強いな」って思いました。

感情がジェットコースターのように荒々しくて感受性が豊かなあんちゅは何事も全力で、どちらかと言えばもっと大きく踊ったりしたいはずなのに、それを選ばなかったあんちゅはとても強くて、同時に危なっかしい子だなと感じました。

誰かのために何かをすることはいいことだけど、誰かのために何かを犠牲にするのはできればしないで欲しいです。自分の良さを自分で否定しないで欲しいです。

確かに全力すぎる時はあるけれど、そのパワーに支えてもらってる人はたくさんいることにもっと誇りを持ってほしいです。

あんちゅの言葉に、周りを思うその姿勢に心を動かされている人はたくさんいます。「悪いことは悪い、こうしたほうがもっとよくなる、ここの部分がとても素敵だった」そういった言葉をくれるたびに私はめちゃめちゃ喜んでます。

舞台に立つ上での覚悟も、その感性もきっとこれから先あんちゅがしたいことの力になるはずです。その天性のものをこれからもずっと離さないでください。

チームのことを考えてくれてありがとう。このチームの中であんちゅが動きやすいように、今までよりももっと楽しい時間を過ごせるように私たちもあんちゅに負けないぐらい全力で突っ走っていきます。

改めて22歳のお誕生日おめでとう。

素敵な1年になりますように。

あと、早く推しの円盤鑑賞会しましょう。

井尻晏菜より

(2019年7月13日 NMB48劇場 チームM「誰かのために」公演)