ということで、今日は皆さん、私の卒業公演ということで集まっていただき本当にありがとうございます。

泣いちゃいそう。

私は7年から8年ぐらいHKT48に在籍させていただきました。

この中で本当に私って、こんなにもファンの方に支えられて生きてきたっていう言葉がほんとにぴったしだなーって思って。

ありきたりな言葉かもしれないんですけど、私、ほんとにファンの方に支えられて生きてきたんです。

やっぱり10代の頃とか私がちょっとなんか不安定な時期もあったんですけど、その時もずっとファンの方はいっぱいいっぱい応援してくださったりしていたことが本当に嬉しかったですし、ファンの方の力は大きいなと今でもずっとずっと感じています。

その中で1つ変わって良かったなと思ったことがあって。

私は昔、ファンの方が握手会に来てくださった時に「えっ、何でこんな私のことを好きになってくれるんだろう」とか「こんな私を好きになってくれてありがとう」ってよく私言ってたんですけど、なんか途中から「こんな私」って言っちゃいけないなって凄く強く思ったことがあって。

なんか「私は1人じゃないんだ」って凄い感じて。じゃあ村川緋杏がけなされたら私だけが悲しいんじゃなくて、多分きっと私を応援してくれてるファンの方も一緒に悲しんでしまうんだろうなと思った時に、私だけの自分じゃないんだって、私だけの村川緋杏じゃないんだっていうのを凄く強く感じて、その時に私はずっと1人だって思ってたから本当に嬉しくて、それに気づけた時からもっともっとファンの方を大事にしようって思えたし、そこから「こんな私」って言っちゃいけないなって、ずっと「こんな私」を封印して、「私を好きになってくれてありがとう」って笑顔で目を見てファンの方に言えるようになりました。それもファンの皆様のおかげだなと思います。本当にありがとうございます。

初期からね、いっぱい応援してくださる方もいらっしゃると思うんですけど、私ほんとに初期の頃って、15歳とかで、全然子供で、あの時は私、大人だって思ってたんです。麻莉愛ちゃんもいたし。

大人だなってたんですけど、やっぱり20代とかになると15歳は全然子供で、しかも私は人前に出ることがほんとに苦手で、自信もなくて、歌も下手で、ダンスも下手で、ほんとに、なんか見てられないようなステージパフォーマンスだなーって思ってたんですけど、でもその頃からずっとずっと、どうにかしないとこの現場切り抜けないといけないと思っていっぱいいっぱい練習していくうちにPRODUCE48に参加することになりまして、4年前にそのPRODUCE48に参加させていただいてから凄く色んな価値観が変わって。

なんか、やっぱ初めての海外の生活だし、なんかレッスンの仕方も違うし、もうなんかご飯もね、日本のものじゃないし、ほんとに悲しいしつらいなって思ってたけど、そこでは本当に色んなことを学べて。声の出し方から学んだり、ダンスもね、「こんだけ合わせるんだ」とかいっぱい勉強になって。

そこで私は得られたものも凄いありますけど、その中で海外の方にも応援してくださる機会になって本当に嬉しくて。やっぱりどんどん私を好きになってくださる方が増えることが本当に嬉しかったですし、今でも応援してくださる方がいらっしゃいますし、そういう出会いがどんどん増えていったことも私凄く嬉しくて本当に感謝しています。韓国の方の皆さんも本当にありがとうございます。

はい、ということであとスタッフさんにも感謝させていただきたいなって思うんですけど。

私のお世話って絶対大変じゃないですか。絶対大変じゃないですか。私よく遅刻するんです。し、私、他にもいっぱいいっぱい、ファンの方を心配させることも多いけど、やっぱスタッフさんが一番ピリついてたと思うんですね。色んな場面で。

で、やっぱり心配もいっぱいかけたと思うし、迷惑もかけたと思うし、私が自由すぎるし。でもそんな中でもいっぱいいっぱい私のことを見捨てずにいてくださったことが本当に嬉しくて。

私が勝手に始めた「びびフェス」という配信がありまして。そこでは19時間の生配信で、1日で14万人の方が生配信を見に来てくださって、日本のトレンドにも入って本当に嬉しかったんですけど、やっぱりそこまでの準備も色んなマネージャーさんだったりいっぱい助けてくれて、で、朝はね、麻莉愛ちゃんとはなちゃんも来てくれて、朝から寝起きドッキリされて(笑)

本当に嬉しくて、皆がそうやって私の勝手に動くイベントにもいっぱい助けてくださって、私こんなに迷惑かけてるのに何でこんなにしてくれるんだろうってなんかわかんなくて。でも本当に嬉しくて。

でも、そうですね、まずはちょっと謝りたいです。7年間本当にごめんなさい。

でも本当にいっぱいいっぱい私を見捨てずにいてくれたことが本当に嬉しかったので、これから6期生とか5期生も含め、私みたいに自由なメンバーはいないと思うんですけど、こんだけ自由なメンバーとか凄い心配させちゃうメンバーがいたとしても絶対に見捨てないでほしいし、ずっとずっと気にかけてあげてほしいなって思うし、今私は1人じゃないって思えるけど、やっぱり今も多分1人じゃないかなって思っちゃうメンバーもいっぱいいると思うし、近くにいる大人がいっぱいいるわけじゃないから私たちは。いっぱい気にかけてあげてくれたら嬉しいです。

はい、そしてメンバーの皆にも、いいですか。

はい、私はメンバーのことが本当に世界で一番大好きです。メンバーとはもう家族よりもたくさんの時間を過ごして、メンバーと嬉しいことも、楽しいことも、あのステージに立てたことも、立てなかったことも、そしてメンバー同士の嫌なとことかいっぱいいっぱい家族みたいに見てきたから私は本当にメンバーのことが大好きで、ほんとにかけがえのない存在だなって思います。

だからメンバーにはもっともっと自分のことを大切にして、もっともっと心から楽しいと思えることをして、アイドルが楽しかったらもっともっとアイドルを楽しんでほしいし、もっともっといっぱい自分がやりたいことがあるんだったら自分がやりたいことに向かって正面衝突、正面衝突? 正面からいっぱいぶち当たって、いっぱいいっぱいなんか挑戦して、なんか楽しく生きてくれたらなと思いますし、これは約束、今から約束皆でしたいんですけど、これからTIIがなくなっちゃうし、もう、ちょっと皆も不安だと思うし、卒業しちゃうメンバーも多いし、取り残されたなとか、なんか寂しいなとか思っちゃうかなとか思っちゃうんですけど、でもこれからも絶対楽しいこといっぱいあるし、自分で楽しく生きようと思ったら絶対楽しく生きれると思うから、いっぱいこれからも楽しく生きて、もしきつくなったらまた皆で集まってワイワイ「恋愛禁止条例」公演をカラオケでやりましょう(笑、拍手)

だから、そう、そこまでは皆で楽しく、楽しく生きることを約束、皆、楽しく生きれますか? 約束ね。

はい、約束しました。

はい、ということで、私はメンバーが大好きなお話をさせていただいた次には、私の夢についてお話ししたいなと思います。

はい、私は、そうですね、アパレルブランド作りたいなと思っていて。その中に派手服文化をもっと作りたいなと思っています。

そうですね、もっとなんか派手な服とか、ちょっと肌が見える服着てたら、なんかちょっとそれはなんか違うんじゃないかな?って言われたりすることも多いんですけど、やっぱり自分が自信を持って「可愛いな」って思える服を着る女の子ってめっちゃキラキラしてて可愛いなと思うので、そんなキラキラなお洋服を作れたらなと思うので、その、そういうようなブランドを作ったりとか、そのキラキラなブランドとかビジュをいっぱい使うお洋服とかが私は大好きなんですけど、この世には全然少ないので、こんな可愛いキラキラのね、お洋服をいっぱい作って、世界中の皆さんを幸せにできるブランドを作れたらなと考えておりますが、まだね、作りはできないんですけど、将来はそんなことを考えております。

はいということで、そんな感じで私の話したいことはざっくりなんですけど、お話ししました。

でもやっぱり私が一番に思うことは、もうファンの方もスタッフさんもメンバーも皆みんなが幸せになって、皆が楽しく生きていけたらなと、もうそんな世界は難しいってわかってるんですけど、でもやっぱりきついことだけじゃないから、これからHKTがどうなっていくのかなっていう不安とか、あの子大丈夫かなとか、考えすぎてないかなとか思うこともいっぱいあるし、もうどうしたらいいかわかんないことだっていっぱいいっぱいあるけど、私はとりあえず皆もう楽しく生きることをね、いっぱい心がけて、皆で楽しく生きていけたらと思いますし、私がそれのお願いですので、皆さん、ファンの皆さんも含めね、いっぱい楽しく生きていけたらなと思います。

はい、ということで、私の卒業スピーチでした。ありがとうございました。

※メンバー「言い残したことはないですか?」

言い残したことはあります。そう、1コあって。じゃあ、これもう話しちゃっていいかな。

これから皆さんが気になってるところだと思うんですけど、卒業後の話をさせてください。これはちょっとカンペを読みながらいいですか?

はい、これからですね、アパレルブランドの立ち上げを目標として、卒業後はタレント活動をしていくこととなりました。(拍手)

ありがとうございます。

はい、タレント活動だけじゃなくて色んな活動をしていこうと思っております。

はい、そのタレント活動など色々な活動をしていくために、ありがたいことに芸能事務所さんに所属させていただくこととなりました。(拍手)

ありがとうございます。

はい、拠点はですね、東京に移っちゃうんですけど、東京の皆さん仲良くしてください。

東京でアソビシステムさんに所属させていただくことになりました。よろしくお願いします。(拍手)

ありがとうございます。やっぱり卒業後どうするのかっていうのはずっと言わないままで今日まで来て、ちょっとどうなってんのかなといっぱい質問いただいてたので、ここで発表させていただきました。

はい、そうですね、アソビシステムさんは天音ちゃんがいる事務所で、はい、私のお友達もいるので、はい、皆様も安心かなと思いますし、はい、私もいっぱいいっぱいアソビシステムさんに貢献というか、貢献できるよう私もいっぱいいっぱい東京でこれから皆様の目に留まれるようにいっぱいいっぱい頑張っていこうと思います。よろしくお願いします。(拍手)

はい、ということで、あっ、明日の11月2日から所属させていただきます。急なんですけど、よろしくお願いします。

以上です。

(2022年11月1日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームTII「恋愛禁止条例」公演)