町へ
卒業おめでとう。
町との出会いはサンシャインサカエにあるエレベーターの中でした。今ではあまりすることのない高めのツインテールしてたね。
第一印象は大人しそうで、あまり気が合わないかなーと思ってました。
でも、話してみたら全然真逆で、美意識があって、まっすぐな性格で、人に優しく、気遣いもちゃんとしていて。こんなにも性格がいい子に出会ったことがなかったです。
それから自然と仲良くなって、レッスン終わりはいつも一緒に帰って。あの頃は子供すぎたのか、電車で席の取り合いしたり、お菓子半分こしながら帰ったね。
今はチームが違うから一緒に帰ることは滅多にないけど、研究生の頃の席の取り合いはなくなって、少し大人になったね。
そして、まだ研究生なのにS公演のセンターポジションに立って踊っている町を見て、凄く刺激を受けました。
期待されてる分、プレッシャーも凄くあったと思うけど、キラキラしてて、堂々とパフォーマンスする町がかっこよかったです。
ホテルで同室になった時、寝る間も惜しんで公演の練習をしてる姿を見てきたし、あまり町は表に出さず、陰で努力してたね。
そんな町を見てきたからこそ彩夏も頑張らなきゃって思わされました。
岐阜県出身ということで「ぎふチャン」のお仕事にもたくさん呼んでもらって、おバカすぎて食レポに苦戦してたけど、今となっては凄くいい経験だったし、人としても成長できたね。
ロケしてて、町に助けられたことたくさんあったし、切磋琢磨しながら、つらいことも一緒に乗り越えてきたね。だからこそずっと隣にいてほしい存在でした。
いつの間にかファンの方から「岐阜コンビ」って呼ばれるようになって、「このコンビ好き」って言ってくださるファンの方も増えて凄く嬉しかったです。
町と一緒にいると本当に楽しくて、常に自然体でいられて。この卒業公演を迎えるまでほぼ毎日一緒にいた町がいなくなるって思うと正直この日が永遠に来て欲しくないなって思ってしまいます。そのくらい私にとって町の存在が大きかったです。
もう岐阜県のお仕事を一緒にできなくなるって思うと凄く寂しい気持ちでいっぱいです。だけど、町が決めた新しい夢を全力で応援したいなって思います。
これからも変わらずずっと友達でいようね。住んでる場所はそこまで遠くないし、時間があったらまた岐阜で遊びましょう。
最後に。彩夏の好きな言葉、人生一度きり。何事にもチャレンジしてこれからも毎日が楽しい人生になりますように。
大好きです。
チームKII 太田彩夏より
(2018年11月29日 SKE48劇場 チームS「重ねた足跡」公演 町音葉 劇場最終公演)