ぴな、16歳のお誕生日おめでとう。

生誕祭ずっと楽しみにしてたから今日は本当に嬉しいね。

ひなは小さい頃からAKB48が大好きで、ミニスカートにロングブーツを履いたり、可愛いカチューシャやシュシュをつけたり、オシャレをするのが大好きでしたね。

恥ずかしがり屋さんで、人前で歌ったり、踊ったり、話したりするのが苦手で、思ったことを言葉にできず、すぐに涙が出ちゃう泣き虫さんでした。

そんなひなが保育園の卒園式の日、将来の夢をステージで1人ずつ発表する場面で「大きくなったらアイドルになりたいです」と笑顔で発表したのを見て、パパもママも驚きつつも嬉しかったのを思い出します。

それから数年後の小学校6年生の時、HKT48 4期生オーディションを受けました。最終オーディションを通過し、4期候補生としてレッスンに参加することになったけど、何もかもが初めての経験で、「ダンスができない、ついていけない」とレッスンの度に泣いてばかりでしたね。

途中で諦めることはさせたくなかったから「最後まで頑張れ!」と励まし続けたけど、最後は体調を崩してしまって大事な合宿にもあまり参加できずに、4期生オーディションはひなにとってつらい思い出になってしまいました。でもその経験が内気だったひなを凄く成長させてくれたと思います。

それから2年後の中学2年生の時に5期生オーディションを受けました。4期生の時のことを思い出したのか最初は少し不安そうだったけど、セミナーに行っていぶちゃんと再会し、4期生のあきさんから温かい言葉をかけていただいてやる気スイッチが入ったようでした。

最終審査を通過してセレクションまでのレッスン期間は足を痛めてしまったり、ダンスを覚えることに苦戦して大変な日々だったけど、「今度は絶対に合格する」って気持ちを強く持って乗り切ることができたね。

アイドルになりたいという夢を実現させたひな。ほんとによく頑張りました、パチパチパチ。親バカですみません。

泣き虫ひなちゃんが最近では「できない自分に腹が立つ」と言って泣いているのを見て、「本当に強くなったなー」と成長を感じています。

嬉しいこと、つらいこと、まだまだたくさん経験することになるだろうけど、ひななら大丈夫! 皆さんに笑顔と元気を与えられる可愛いアイドルなってね。いつも応援しています。

最後になりましたが、このような状況のなか生誕祭を開いてくださった事務所の皆様、いつも温かく見守ってくださっているファンの皆様、そして可愛い可愛い5期生の皆さん、ありがとうございました。これからも陽菜乃をよろしくお願い致します。

ママより

(2021年4月4日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 研究生「脳内パラダイス」公演)