さやかへ

19歳のお誕生日おめでとう。

出会ったのはお互い中学生の頃。大きくなったね。

このアイドルという世界に慣れなくて、色んなことが急に進んで行き、悩んで悩みまくって、一緒に語り合って、たくさん泣いていたあの頃が懐かしくなります。

「私たちっている意味あるのかな?」

私たち2人の口癖だったよね。

5年経った今はどうですか?

さやかはHKTを支える存在だと私は思います。

いつの間にかダンスが上手になっていて、公演のポジションを何個も覚えて、たくさんの公演に出演していたり、周りのことが見れていて、たくさんの人がさやかに支えられています。そして私も支えられている1人です。

先日のドラ3と5期生だけで立たせていただいたステージ。本番ギリギリまで不安でいっぱいだったけど、さやかの「大丈夫」の一言で気持ちが楽になったよ。ありがとう。

そのステージでほんの少しだけ可能性が見えたというか、今まで先輩がやってきてくださったことが私たちにもできるんだって思った瞬間だったよね。

だからこそもう少しだけ一緒に頑張りたかったです。HKT48で活躍をするさやかをまだまだ見たかったです。

「卒業考えてるんだよね」から「卒業決まったよ」までが物凄く早くて、さやかは次の道に進む準備ができていて、かっこいいなって思いました。

さやかのこれからの夢を一番近くで応援させてください。

残り数ヶ月、アイドル活動を悔いなく過ごしてね。そして最後までよろしくね。

改めて、お誕生日おめでとう。

伊藤優絵瑠

(2023年5月9日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームKⅣ「ここにだって天使はいる」公演)