お誕生日おめでとう。

今年もたくさんの方に誕生日を祝ってもらえて良かったな。

周りにいてくださる方々に感謝を忘れたらあかんよ。

毎年生誕祭が終わった瞬間から来年の生誕祭の手紙のネタ集めをして8回目。今回が一番思い出の少ない1年やったわ。(客笑)

※井尻晏菜「知らん知らん」

前半、絶対に晏菜はBIIレジェンドになると思ってたのに、チームMに変わり、1期生の先輩たちが初めてもらった父の大好きな曲「ライダー」のある公演に変わり、今年は劇場に行く機会が増えるやろなと思っていた。

3月18日に初めて見に来た時、1期生との違いを感じたのを覚えている。

次に見る時にはもっと楽しい公演になっていくんだろうなと期待していた矢先、BII公演のセットリストを知ってしまった。(客笑&ざわざわ)

井尻晏菜「ざわざわしてきました。ざわざわして参りましたよ」

ずっとBIIにいた晏菜がいなくなった途端にセットリストにクロスが入っている。(客笑)

井尻晏菜「ざわざわして参りました」

あのクロスをNMBでできるのに、そこに晏菜がない。

ありえへん。頑張ってる晏菜が初日メンバーに選ばれなくても、ツアーメンバーに選ばれなくても、選抜に入れなくても、どんな時も恨んだことはなかった。

あなたの努力が足りないだけやと自分に言い聞かせてきた。

でもこの時ばかりは運営さんを恨んだわ。(客笑&拍手)

もし晏菜がBIIにいたらクロスを公演で見ることができたかもしれないのに、複雑な思いで毎日を過ごしていた、そんな時、あの1年戦争が始まろうとしていたんよな。

SNSでは「冷戦中」とか、逆に「ビジネス不仲」とか言われてるけど、本当は父を無視する娘が正しい表現やと思う。

日頃の生活の中で交わす会話が親子の思い出になり、生活の中での思いやりが親子の絆になると思うねん。後半は思い出なんて何もなく、絆って脆いんやなって実感したわ。(客笑)

何か用事があるとお母さんを通して聞いてくるし、同じ家の中にいてもたった1行のLINE。こっちからLINEしても既読スルー。(客笑)

去年父からのLINEは472回。晏菜からの返信は358回。このうち1行ずつ区切られたものをまとめて1回と考えると153回。

既読スルーの回数は悲しくなるから数えるのやめた。

晏菜が怒っている原因もSNSで検索して知った。実際のラジオの音声も聴いた。

晏菜の親友の結婚が決まり、招待状が届き、そこに晏菜がイラストを描こうとした時から始まったんやな。

晏菜が描く絵を「自己満足、自己中」と言ったことに腹を立てているらしいけど、本来アートは自己満足をどれだけ多くの人が認めてくれるかやと思う。

自分の作品を否定されたからといって、それに対して「謝れ」というのは違うと思う。そもそも自分が満足していないものを世に出す方が間違いやと思っている。

褒められたいから描く絵に魅力なんかないと思うよ。

自己中って言ったのは絵の中でしか前に立って自己主張してない晏菜が歯がゆくなったからやで。

招待状に描くんではなく、自分からウェルカムボードを描かせてとか言えないんかとイライラした。

自己主張せず自信のあることだけ一生懸命で苦手なことからは逃げている。いや、目をつぶっている。父にはそう映って仕方なかった。

毎年生誕祭での晏菜の言葉に親として期待し続け、見守ってやろうと決意し、裏切られた気になってモヤモヤする。

そんな日々を過ごしているうちに、いつからかアイドル井尻晏菜を好きではなくなっていた。

大切な娘やけど、推しメンではない。そんな1年やった気がする。

舞台の話が決まった時、晏菜が小学校の頃、オーディションで数秒で本気泣きして演技力アピールし、合格したことを思い出した。

最初はアイドルではなく女優を目指してたもんな。

アイドル好きの父がいたからアイドルになった娘。そのこと忘れてたわ。

ほんまは誰よりも推してなあかんのに、ごめんな。

舞台での晏菜の評価を検索して、そこそこの評価をしてもらったのは嬉しかったし、実際に舞台を見て頑張ってるのも伝わってきた。予想以上にちゃんとできてたと思う。

アイドルとして掴んだチャンスの1つ1つを積み重ね、夢に向かって活躍してな。

晏菜がのように大きく羽ばたく日を楽しみにしてるわ。

最後になりましたが、アイドル井尻晏菜をいつも応援してくださる皆様には本当に感謝以外の言葉が見つかりません。ありがとうございます。

また生誕委員の皆様、スタッフの皆様、その他娘に関わってくださる多くの皆様、本当にありがとうございます。今後とも娘をよろしくお願い致します。

メンバーの皆さん、日々成長しておられる姿にいつも勇気づけられています。これからもさらなる進化を期待しています。そして娘と共にいてくださって、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

鳥推しの父より (客笑 → 拍手)

追伸

誕生日に晏菜がもらってきたスイーツは1週間遅れの父への誕生日プレゼントと脳内変換して内緒で美味しくいただきました。百香ちゃん、あみるん、ありがとう。

(2020年1月25日 NMB48劇場 チームM「誰かのために」公演)