みいちゃんへ

23歳のお誕生日おめでとう。

今年の生誕祭は2年ぶりの有観客、そして誕生日当日での開催ですね。

今日直接参加できなかった方々も含めて、こうして皆でみいちゃんのお誕生日をお祝いさせてくれて本当にありがとう。

さて22歳の1年、みいちゃんにとってどんな1年でしたか?

振り返れば2020年から始まったコロナ禍から早いもので約2年が過ぎようとしています。

今まで当たり前だった人と人との距離を縮めることがこんなにも難しくなってしまうなんて、これまで全く想像すらしていませんでした。

会いに行けるアイドルでいられない。それがどれほどつらいものか私たちには想像できないほどの苦悩があったと思います。

自粛期間の会えない寂しさはみいちゃんも、そして私たちも胸が苦しくなるほどつらいものでしたね。

だからこそこの1年は人と人とのつながりの尊さを一緒に噛み締めた時間だったのではないかと思います。

昨年の秋から始まったオンラインお話し会。不慣れな画面越しでのお話に最初は少し戸惑いましたが、それでも久しぶりにみいちゃんとお話できていることが何より嬉しかったです。

また昨年の生誕祭をはじめ、無観客での開催が多かった公演や様々なイベントなどでも直接会える機会も増えてきました。

そして夏にはリアルお話し会で再会しましたね。感染対策を徹底した中ではありましたが、直接目と目を合わせてお話しできる、その幸せを噛みしめました。

会場に流れるSTUの楽曲、色んなところから聞こえてくる笑い声。昔の握手会の雰囲気が戻ってきたようで胸が熱くなりました。

いつもファンのことを大切に思ってくれて、お洋服もメイクも髪型も全部こだわって、私たちに色んな可愛いみいちゃんを見せてくれました。たくさんの愛を届けてくれて本当にありがとう。

そしてそしてもう1つ忘れてはいけないのが、みいちゃんの声。今年の書き初めにも書きましたよね。この1年は声にまつわるお仕事をたくさん経験し、より一層その武器に磨きがかかりましたね。

Kiss FM KOBEさんでの初冠ラジオ「STU48石田みなみの虹色えんぴつ」では合計45部の作文を朗読し、みいちゃんの温かく優しい声色にいつも癒されていました。

また同じくKissさんでの「STU48の瀬戸胸」ではみいちゃんが愛する漫画やアニメを自分の言葉で語りましたね。

その声が作者の方にも届いて嬉しいご縁もたくさん生まれました。皆で一緒に喜びあったのもいい思い出です。

みいちゃんのスキルに更に磨きがかかるきっかけになったセトラブさん、Kissさんとのコラボで兵庫の民話を題材にした朗読。永田アナウンサーからの生の貴重なアドバイス、凄くためになりましたね。メキメキ力をつけるみいちゃんに私たちファンはいつも驚かされていましたよ。

そしてこれまでの1つの集大成となったのがREADPIAさんとのコラボで実現した朗読劇でしたね。

これまで学んできたこと、試行錯誤を繰り返してきた経験。その全てが肥やしとなり、後輩からも頼りにされていましたね。

本番でのみいちゃんの凛とした立ち姿、とてもとても美しかったです。

みいちゃんのおかげでこれまでにない新たな世界を見ることができました。本当にありがとう。

たくさん嬉しい出来事があった一方で悔しい思いも数えきれないくらいしてきました。『おてがみい』では苦しい胸の内を明かしてくれたこともありましたね。

その度にみいちゃんは「悔しい思い、悲しい思いをさせてごめんね」っていつも言ってくれますよね。みいちゃんの気持ち、痛いほどよく伝わってきます。

でもそんなに謝らなくていいんですよ。だって私たちはみいちゃんの家族なのですから。嬉しい時も苦しい時もありのままの自分、一緒に共有していきたいのです。

みいちゃんの優しく思いやりあふれる人柄、そして一度決めたら最後までやりぬくひたむきな姿にいつも心を奪われています。

こんなに一生懸命頑張っている子を応援せずにはいられません。一度ハマったら抜け出せない。恐るべきみいひん沼です。

みいちゃんに巡り会えただけで、好きになれただけで十分すぎるくらい幸せです。いつも本当に本当にありがとう。

最後に。本当は直接声に出して伝えたいけど、まだそれは構わないので代わりにこのお手紙にみいちゃんを応援する全ての思いを込めてエールを送ります。

せ~の! みいちゃん、がんばれー!!

私たちファンはいつでもみいちゃんの味方です。

23歳の1年がみいちゃんにとって最高に幸せなものになりますように。

石田みなみファン一同より

(2021年10月11日 STU48「僕たちの恋の予感」公演)