あかりんへ

あかりん、22歳のお誕生日おめでとう。やっと同い年だね。にゃんにゃんだ。

ということで、今年のお手紙はにゃんにゃんの時点でお察しだと思いますが、STU48の石田みなみです。

これまでのあかりんの生誕祭はメンバーとして出演させていただいて、お手紙を代読したり、四国での生誕祭の時は船に見に行ったりもしてて、まさかこのタイミングで生誕祭のお手紙をお願いされるとは思っていなくて本当にビックリしています。

昨年のコロナの影響で、あかりんの生誕祭が延期になって、あかりんはSHOWROOM配信で1人で生誕祭をしていました。実はその時にお手紙をお願いされてて、本当の生誕祭のお手紙はもう来ないと思ってたからけっこう本気で書いちゃって、その時のお手紙と被る部分もあるかもしれないですが、優しい心で聞いてくれると嬉しいです。

あかりんは誰よりも自分のこと、周りの人のことを客観視して見れる人だと思います。その時に何が必要か、今何をすべきか、そういう人がわかる人ってなかなかいないと思います。わかっていても行動に移せる人も少ない中、あかりんは率先して動ける人です。

その他にもあかりんと2人でのお仕事ってインタビューだったり船でのレポートだったり言葉で語るお仕事が多いと思います。その度に私はあかりんの凄さ、頭の良さを間近で感じて、「追いつきたい」っていう思いから「私も頑張らなきゃ」って思うことができます。

仲良しの人が人として尊敬できる人で、原動力になっています。

あかりんは嘘をつかない人だからこそ、「これどうやった?」とか「変なこと言ってた?」とか心配症な私はたくさん聞いてしまいます。

「みなみは気にしすぎ」なんて言いながらも面倒くさがらずに答えてくれて、感情論ではなく現実を見て答えてくれるあかりんに何回も救ってもらっています。

あることで「もう無理」ってなって、泣きながら連絡したら、あかりんはお家まで迎えに来てくれて、そのままあかりんの家に連れて行ってくれてお話を聞いてくれたり、「限界」ってなって急に「会える?」と連絡しても、いつも了承してそばにいてくれました。

あかりんのおかげで今前を向いて活動することができています。本当にありがとう。

あかりんにたくさん感謝したいことがあるからこそ1つだけ気になっていることがあります。

初期の頃から一緒にいることが多くて、メンバーの中で一番といっていいくらいお出かけをして、こんなに長い時間を共に過ごしてきたのに私はあかりんが弱音を吐いているところを1回も見たことがありません。

何て言うのかな? 弱音の手前までは聞いたことがあるんだけど、最終的に「仕方ない」のような言葉にあかりんが自分で持っていってしまいます。

切り替えることっていいことだと思います。弱音を吐くのが苦手なことも知っています。けど、いつも救ってもらっているからこそ少しは力になりたいと思うのは迷惑ですか?

本当に大好きで大好きで、アイドルを離れて違う道にお互いに行ったとしても、ずっと繋がっていきたいと思える人だからこそ何でも力になりたいです。支えたいです。

私があかりんのことをどれだけ大切で大好きか、この手紙をあと100回ぐらい読んで、ちゃんと実感してください。

何かあった時は心の片隅でもいいから私がいることを思い出してね。ヒーローのごとくあかりんのことを助けに行くからね。

あっ、あとこれだけは伝えたい。あかりんはよく「私のことを推してるなんて、私のファンはもの好きだ」って言ってますが、私から言わせてもらうとあかりんファンの皆様、マジで見る目があります。そんなあかりんファンの皆様に生誕祭のお手紙をお願いされて嬉しかったです。本当にありがとうございます。

改めてあかりん、にゃんにゃん歳おめでとう。

これからも一緒に猫探しの旅行こうね。

大好きだよ。

STU48石田みなみより

(2021年4月1日 STU48船上劇場「STU48 課外活動公演 2部」)