こじりちゃんへ

お誕生日おめでとう。

19歳。5期生の中ではお姉さん的存在で、「花梨ちゃん、花梨ちゃん」と慕われてる姿をよく見るし、同期以外のメンバーやスタッフさんからもかなり頼りにされてると思います。

期待されるということは人に認められたり、ポジションを与えてもらったり、努力の結果で、凄く嬉しいことである一方で、その期待に応えようとするうちに、自分が本当にやりたいことを見失ってしまいがちになります。それは凄くもったいない。

こじりちゃんの意見やアイデアはこれからのNMB48を面白くしていく上でとても重要だと私は勝手に思っています。だから、自分を守り抜いてほしい。期待に潰されないでね。

でも、疲れてしまうこともたくさんあると思います。こじりちゃんには甘えられる人はいますか? 何かあった時、相談できる人はいますか?

チームNには先輩がたくさんいます。みんな、ひとクセある先輩方ですが、でもとても優しいです。みんなこじりちゃんがいつも頑張ってるのを見てるし、知ってるし、そんなこじりちゃんからの相談にはきっとちゃんと向き合ってくれると思います。

私が公演のリハーサルに出れない時、リハーサルの進行、こじりちゃんにお願いしたことがあったけど、こじりちゃん的にはあまりうまく出来なかったみたいでした。

どんな風にやってくれたのか私は見れなかったけど、まず何事も初めてでうまくいくことは滅多にありません。そして、1人で全部やらなくていいんだよ。

こじりちゃんが思ってくれてるほど私は器用じゃないので、実は色んなメンバーやスタッフさんに手伝ってもらっています。

もともと人に甘えるのがヘタクソだったけど、誰かに助けてもらうことを覚えてから気が楽になったし、この活動も更に楽しくなりました。

だから遠慮せずまた私たち先輩にもたれてきていいよ。

気遣いよりも前向きなワガママのほうが私は嬉しい。

と、ここまで偉そうに書いてきましたが、実はこじりちゃんファンの方から身長以外の部分で2人が似てるからアドバイスをしてあげてほしいと

小嶋花梨「余計なひと言ですね」客笑
山尾梨奈「いや、その通りなので向き合います、それは」

握手会で直接お手紙の依頼をいただきました。しかも去年からいただいておりました。

なので先輩風を吹かせた内容になっちゃったけど、まだまだ私も出来ないことがいっぱいあるし、知らないこともいっぱいだから、一緒に成長していきましょう。オタクでNMB48を盛り上げていこう。

小嶋花梨「はい」

そして、こじりちゃん思いな素敵なファンの皆さんと飛躍の一年にしてください。

やまりなより

(2018年7月23日 NMB48劇場 チームN「目撃者」公演)