23歳の1年はどんな1年でしたか?

そうですね、半年前ぐらいに23歳の生誕祭、前回の生誕祭をやらせていただいたので、この半年間でそんなに大きく変わったなって思うことはそんなにないんですけど、でも一番変わったのは、個人的にっていうよりもグループとしてほんとに偉大な先輩方の卒業がたくさんあって。

そうですね、まぁ総監督、二代目総監督だった横山さんをはじめ、ほんとに、なんだろう、自分がやっぱ先輩がいるからこそ安心できてた部分もあったのが、その皆さんが卒業してしまって、なんか、でも今のAKBみたいなものがほんとに、いつの間にかほんとに時代が変わって、今のAKBっていうのを作れてるんだなっていうのを凄く感じるようになりました。

あのー、そうですねー、やっぱり昔、私もAKB入って9年って話をしたと思うんですけど、やっぱ時々昔のAKBのこと思い出して、まだ自分が妹気分だった頃のAKBを思い出してちょっと懐かしくなったりとか、なんか卒業公演で先輩方が来たりするじゃないですか。で、そういう時に先輩たちの顔を見て、なんか思わず泣いちゃったりとか、なんかそういう時もあったんですけど…(涙)

だからなんか、ほんとにいつの間にかそういう自分が、自分たちの世代が先頭になったんだなっていうプレッシャーもあるし、でもそういうAKBを作りたいなってずっと思ってやってきたので、昔その自分が総監督なる前ぐらいから横山さんとよく、なんだろう、「我武者羅で、なんか一生懸命でストイックなAKBを作っていきたいね」みたいな話をしていたので、やっと今そういうAKBが作れているのかな?少しずつと思って、寂しいけど嬉しいなと思ったこの半年間でございました。はい、ありがとうございます。

24歳はどんな1年にしたいですか?

えーそうですね、あのー、最近になって、まぁそのチームAのキャプテンっていうものを選んでいただけたりとか、あとはBayFMさんの柱NIGHT!のDJっていうね、凄くラジオが大好きなのでまたこういうAKBの歴史ある番組でメインDJやって毎週色んなメンバーと一対一で話したりできるっていう、そういう居場所がまたできたのが本当に嬉しくて。

その、そうですね、チームAでも、なんか総監督って正直凄く漠然としてる役職というか、自分で何かをしていかないと総監督になれない、ちょっと伝わりますかね? なんかこれをしたら総監督っていうのがあんまり明確にあるわけじゃなくて、もう漠然とした孤独だったりも感じたりしてたこともあったんですけど、今そのキャプテンだったりDJだったりほんとに新しい居場所ができたことで、「あっ、自分はこれを頑張っていこう」っていうの具体的に改めて思えているので、その居場所を大切にしていきたいなと思います。

あの、誰もチームAのメンバーがいないのに、ここでそんなこと言うのも申し訳ないですけど。

※茂木忍「キャプテンだけどAのところで生誕祭やんなかったからね」

そうなんですよ。

※茂木忍「でもそれはね、あれなんだよね」

あれって?

※茂木忍「もっとこれからチームAが続いていったらチームAで生誕ができるからっていうあれだよね」

そうそう、そうなんです。そう、もう、やっぱ「僕の太陽」公演はね、いつまで正直できるのだろうって私勝手に思ってて、わかんないじゃないですか。

でもチームは組閣したばっかりなので、きっとこの先何年か続くのかなと思うし、まぁ絆が深まってからやりたいとして、今回はほんとに、こういう同期だったりとか、ね、大好きな後輩だったりとか一緒にYouTubeやってる皆様とか、ほんとに、なんかね、仲のいいメンバーに囲まれて凄く幸せだったなと思います。

だからまぁチームだけじゃなくて、こういうAKBのメンバー1人1人と向き合って、全員とマブになりたいなっていうのが正直そう目標みたいなものなので、先輩後輩同期問わず、皆と心からこう語り合えるような仲間になれるように頑張りたいなと思います。

素敵な生誕祭を開いてくださった皆さんにメッセージ

ファンの皆さん、本日は本当にこんなに幸せな生誕祭を用意していただきありがとうございました。

ありがとうございます。

そうなんですよ、ここ最近の私はけっこう総監督としての発言みたいなのも多かったし、総監督だからなんかグループの話とかグループでの夢とかばっかり語ってきたなって思うんですけど、ちゃんとやっぱり個人での夢とか目標とかも叶えていくことで皆さんに喜んでいただけるのかなとも思うので、やっぱりアイドルの向井地美音としてこれからも見ていただけたら嬉しいなと思います。

あのー、エスカワのね、みぃちゃんプロデュースの雑誌とかもやって、やっぱり私、写真を撮っていただけるのが凄く好きだなって改めて思ったので、まぁ、ちょっと身長はあれですけど、そういうモデルさんのお仕事だったりとか、もちろんグラビアとかも全然やりたいですし、なんかそういう面で皆さんにどんどん嬉しい報告ができるように頑張って参りますので、総監督としてもアイドルとしても、(茂木を見る) はい? はい、よろしくお願い致します。今日は本当にありがとうございました。

(2022年6月4日 AKB48劇場 「僕の太陽」公演)