卒業コンサートがちょうど1ヶ月以上前にあって、そこでももういっぱいお話したので、その時はいっぱい言いたいこと考えてきたんですけど、今日は本当に最後ですし、こうやって、多分ね、ほんとにこうAKBが大好きな方と私のことを応援してくださる方が来てるかなと思って、もうこの場で思ったこと言おうと思って、あまりこう、ね、用意してこなかったので、そのとき思ったこと言おうと思ったんですけど。
なんか、やっぱちょっと実感湧いてないなーっていうのがけっこう率直な気持ちで。
でもなんか、17年間が本当に、やっぱこのステージに立つと初めてここでステージ立った日のことを今でも凄く思い出すんですよ。
私はアイドルが凄い好きで、アイドルになりたいと思ってAKB受けたのと、やっぱり劇場の公演、毎日ステージに立ちたいっていうのが私の夢だったので、それを叶えてくれるのがAKBかなと思って受けたんですけど、まさか中学3年生の当時の自分はこんなに長くアイドルを続けていて、こんなに長くAKBにいるなんてほんとに夢にも思ってなかったので。
でも、なんかこうアイドルが好きで、アイドルになって、本当に、なんか、凄い楽しかったなーっていう、いっぱい最後卒業前に色んなインタビュー受けたりとか、なんか「大変なことありましたか?」とか、「つらいこと」とか、「色んなAKB見てきたけど、どうですか?」って言われるけど、本当に無くって。
毎日楽しかったですし、まあ確かになんか思うようにいかないなとか、自分が長くいてAKBに何ができるのかなって思うこともあったけど、その時を支えてくれたのはやっぱりこうやってファンの皆さんが、もう何があっても応援するよっていう、こう愛情をたくさんくれたりとか、で、やっぱりここ数年、やっぱりこう私がもうよく言いますけど、ほんとにこの今のAKBが本当に大好きで、特にやっぱり私が一番大きかったのは2021年に、えっと、AKBの単独コンサートをプロデュースさせていただいたのが、今まで自分が何かをAKBのためにやりたいって声をあげたのがほんとに初めてのことで。
でもそれにメンバーの皆が凄くこうついてきてくれて、「あっ、AKBめっちゃ楽しいじゃん」って、私それまでも楽しいなと思ってたけど、あっ、こうやって皆と何かに向かって一生懸命頑張ったり、時にはちょっと頑張って皆を引っ張ってみたり、「あっ、これが私のやりたかったことなんだな」って、凄い時間かかったんですけど、なんか3年ぐらい前にそれを凄く思えて、あっ、何回かやめた方がいいかなとか、同期とかね、先輩とか後輩を見送ってきて、そろそろかなと思ってたけど、あの時なんか凄い私は「あっ、AKBにいて良かった」って、「あっ、まだまだAKBで頑張りたいな」と思って、この今まで、この数年間がほんとに一番正直楽しかったなって思います。
でも、多分いようと思えばもっとずっといれたと思うけど、でも、これもいっぱい言ってるけど、やっぱりほんとに今の大好きな皆にこうやって見送ってほしいなっていうのが最後に私のなんか、見つけた夢だったから、それが今日本当に叶って、そして最近知ってくださった方も、本当に昔から応援してくださる方もこうやって最後に「卒業おめでとう」って、「AKBに長くいてくれてありがとう」って、まさかこんなになんかこう、ね、あの、何だろうな…(涙)
そう、なんか、自分がアイドル好きで、やってるだけだと思ってたから、最後にこうやって皆に「AKBにいてくれて、ありがとう」って言ってもらえて、私のなんか、17年のアイドル人生が本当に素敵な形で幕を閉じれたなって、本当にファンの皆さんとメンバーに感謝しています。
本当にもうやり残したことは本当にないし、ここ最近一番色んな楽しいことがあった中で、ここ最近が一番楽しかったです。
この今のAKBで卒業できて本当に良かったなって、幸せだったなって思います。
皆さんが私のアイドル人生を最後に認めてくれた気がして、本当に嬉しかったです。
でもこれからも、17年間AKBやって、アイドルやって、「あっ、私やっぱりアイドル好きだな」って思うことができたので、これからも、ソロになりますけど、皆さん、ファンの方がいてくれる限り歌って踊ってステージに立ち続けて、何年か経った後に「あっ、やっぱり柏木由紀ってアイドルだったね」って言ってもらえるような活動をこれからもしていきたいなと思いますので、これからも温かく見守ってほしいですし、これからのAKBを皆さん温かく見守っていただけたらなと、私もいっぱいいっぱい応援したいと思います。
17年間皆さん本当に本当に温かい声援ありがとうございました。本当に楽しかったです!
(2024年4月30日 AKB48劇場 柏木由紀卒業公演)