まずは今日こうして足を運んでくださった皆さん、配信をご覧くださっている皆さん、メンバーの皆、スタッフの皆さん、本当にありがとうございます。

STU48に入って生誕祭をしていただくのは今日の生誕祭を合わせて4回目となるのですが、そのうちの2回が誕生日当日の生誕祭で、去年の22歳の生誕祭は無観客での開催だったので、23歳になった当日に生誕祭を開催していただき、ファンの方に会えたのが本当に嬉しいです。

生誕祭でだけではなく誕生日当日が初めて選抜に選んでいただいた「思い出せてよかった」のミュージックビデオの撮影の日だったり、オンラインお話し会があったり、これまで誕生日当日にファンの方の愛をたくさん感じることができました。

いつかの生誕祭のスピーチでもお伝えしたのですが、私にとって誕生日はただ年を重ねる日ではなくて、1年に1回「次の1年も頑張るぞ」って思えることができる充電スポットになっています。ありがとうございます。

21歳の1年は冠ラジオの「STU48石田みなみの虹色えんぴつ」が決まったり、「STU48の瀬戸胸」が始まり、アニメや漫画を紹介する水曜日を担当させていただくことになりました。

そこで紹介した作品の作者さんからメッセージをいただくことも増えて、それだけでも本当に嬉しいのですが、私のラジオも聴いてくださったり、私のラジオのおかげでSTU48を知ったという言葉もいただけることが増えてSTU48の力になれてることを実感し、声のお仕事をたくさんしたいと思えた年でした。

22歳の1年はSTU48で舞台をさせていただいたり、短編映画「酒蔵のむすめ」に出演させていただいたり、KADOKAWAさんの朗読劇ブランド「READPIA」とコラボさせていただいて朗読劇をさせていただき、来年の春にも朗読のイベントの開催が発表されたり、したいと思っていた声のお仕事でも幅広くお仕事をさせていただいた年でした。

様々な経験をさせていただいたからこそ広い意味での声のお仕事ではなく、今は具体的に舞台や映画、朗読などの声で表現できるお仕事もしたいと思っています。

挑戦したいことが増えた年でもあったので、いつも支えてくださっているファンの方に嬉しい報告ができるように23歳の1年はその目標に向けて頑張っていこうと思うのと同時に、1年以上任せていただいている「STU48の瀬戸胸」をもっとたくさんの方に聴いてもらえるように盛り上げていきたいと思います。

自信がなく自己肯定感も低い私が未来に向けて前を見据えることができているのもファンの方の存在があるからです。

私のアイドル人生においてファンの方以上に重きを置くものはなく、何をするにしても「ファンの方が喜んでくれるか、笑顔にすることができるか」それだけを考えて日々を過ごしています。

こういう風に言ったら私のファンの方は「自分も大切にして」と言いそうだなと思いますが、アイドルとして応援してくださるファンの方がいる以上これからも私のアイドル人生はファンの方を幸せにするためにあります。

ですが、どうしても自己肯定感が低い私がいるのも事実で、くよくよしちゃったり、シクシクしちゃったりして1人ではどうしても難しいこともあります。その時は私がファンの方を笑顔にできる場所に連れて行こうと先導するので、その途中で立ち止まりそうな時、背中を押して一緒に歩いてくださると嬉しいです。

これまでファンの方にたくさんの愛や優しさをいただいたので、アイドル人生のすべてをかけて恩返しできるようにこれからも頑張ります。

23歳の私もよろしくお願いします。

本日は本当にありがとうございました。

(2021年10月11日 STU48「僕たちの恋の予感」公演)