まずは、来てくださった皆さん、そしてDMMで見守ってくださっている皆さん、そしてロビーで、ね、今回は入れなくて残念だったって声をたくさん聞いたんですけど、ロビーに足を運んでくださってる皆さん、本当にありがとうございます。

何を話そうかなーってたくさんたくさん考えたんですけど、あんまりまだ想像がついていなかったので、全然昨日とかの段階では言葉がまとまらなくて、今率直に思ったことを言おうかなーって思って。

さっきね、皆と一緒に何曲か歌ってる間に本当にグループが大好きだし、私が自分が見送ってきたメンバーのことも思い出したりして、なんだろう、見送るのね、今はきっと皆はつらいって思ったり、寂しいと思ってくれてるかもしれないけど、それを乗り越えた先には私はいいものがたくさんあったから、それも、色んなメンバーを見送ってきたのも今の自分の、なんだろう、今の自分があると思うし、んーと、何て言おうとしたんだっけ?

えっと、何て言おうとした。やばい。

※本村碧唯「結衣ちゃんみたいになってるよ」

ねぇ、なるんだね。結衣ちゃん、見てる?

そうですね、ちょっと待って、言おうとしてたことが思いつかない。

何て言おうとしたんだっけ。

違うこと言います。

なんか、卒業は凄い寂しいって自分では思ってたけど、でもこうして。あっ、思い出した。

一度ね、この間、なんだろうな、インタビューでもお話ししたんですけど、本当に自分も嫌になって、落ち込んだりして、やめたいなーって思ったことも今まであって。

でも本当に心からその時、やめないで良かったなーって、こうやってめちゃめちゃ可愛いドレス作っていただいて、皆にこうやって駆けつけて、私が呼んだんだけど、駆けつけてもらって、なんか泣いてくれるメンバーがいたりして、卒業公演入れなくて寂しいって言ってくださるファンの方がいたりして、「一番可愛いよ」って言ってくださるメイクさんとか衣装さんとかスタッフの皆さんがいて、本当に、本当に本当に幸せ者だなって思いました。間違いなく、まだ26年しか生きてないけど、人生で一番幸せな日だなって思います。

本当に、私は王道アイドルじゃないし、たくさんたくさん皆さんを困らせたりとか、スタッフの皆さんもそうだし、メンバーもそうだし、ファンの皆さんもたくさん困らせてきたと思うんですけど、いま、今日の公演の私の顔を見たら皆さんわかると思うんですけど本当に本当にHKT48として活動してきて11年間すっごく楽しかったなって今なんかスカッとした気持ちでいっぱいです。

これからは私はちょっとこう荷物を下ろして、皆を見守る立場になるので、「卒業しなきゃ良かったな」とか「うわ、皆と一緒にそれやりたかったな」って思わせて欲しいなって今日思いました。

もっともっと皆で高みを目指していって、私が悔しがるぐらい皆で先に進んでいってほしいなって今日思いました。

はい、どんぐらいしゃべっていいの?これって。

でももうね、9時半で、大丈夫ですか?皆さん、飛行機とか。ありがとうございます。

何喋ろう。

もう大丈夫。言いたいこと言った。

どんぐらい喋るの?これって。不安になるよね、やっぱ。

言いたいことは言えました。

本当にメンバーも、スタッフの皆さんも、ファンの皆さんのことも凄く大好きだし、凄く凄く凄く感謝をしているし、今日11年間楽しかったよってことを知ってもらって、たま~に思い出してくれたらいいなと。

あっ、グッズがね、日めくりカレンダーをね、作ったんですよ。思い出したみたいな言い方で悪いんですけど。あとビアグラスなんですけど。

カレンダーは今までのシングル全部の衣装と、あとは自分の好きな衣装を31日分選んで、表紙もあるので32着、3着ぐらいあるのかな? 選んで、撮って、その1日から31日まで、こうずっと、また次の次もっていう、使えるようにしたので、まぁそれでちょっと亡霊になっちゃうじゃんみたいな人がいたら申し訳ないんですけど、それでもなんか心がすっきりするまで好きでいてくれたら凄く嬉しいし、その後はまた新しい、わかんないけど、HKT48に推しを見つけたりして楽しんでもらえたらいいなと思います。

本当に11年間さん、たっくさん私に力をくださってありがとうございました。本当に楽しかったです。

(2022年8月31日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームH「RESET」公演)