まずは今日この劇場に来てくださった皆さん、そして配信で見てくださっている皆さん、またこの劇場公演に応募してくださった皆さん、本当にありがとうございます。

そうですね。2015年1月10日から約8年が経って、ついに私にもこのステージに立つ最後の日がやってきてしまいました。

2015年の1月10日、こけら落としの「PARTYが始まるよ」公演では、まさかこのステージに立つ最後の日が来るなんて1ミリも考えていませんでした。

本当にこのステージでは嬉しかったこと、つらかったこと、悔しかったこと、たくさんの思い出があります。

でも、そんな思い出がたくさんある場所だからこそ、その全ての気持ちをこうやってファンの皆さんと共有してきたんだなと思っています。

私は小さい頃からステージに立つことが大好きで、こうやって自分たちが立つためだけにあるこの劇場公演が、そしてシアターが凄く凄く好きです。

やっぱりそれは自分が48グループに入って良かったなって思える1つの理由でもあるし、これからもここ新潟でずっとずっとここNGT劇場が続いていってほしいなっていうのが私の願いです。

今日を迎えるにあたって、スタッフさんも忙しい中、特別公演という形で卒業公演をさせていただいて、そしてステージを支えてくださっているスタッフの皆さん、そしてこんなに素敵なドレスを作ってくださったり、そしてこの公演中の早替えもたくさん手伝ってくださった衣装さん、素敵なヘアメイクをしてくださるメイクさん、本当にたくさんの方に支えられて、このステージに立てているんだなということを今改めて実感しています。

そして何よりこの公演に向けてたくさん練習して、色んな曲を覚えてくれた皆、本当にありがとう。

本当にありがとう。

私はNGT48に加入して、生まれ育った新潟でこんなに素敵なステージで、たくさんの時間を過ごすことができて本当に幸せでした。

私はNGT48を卒業しますが、これからもここで起こる様々なストーリーを、遠くからだけど、ずっと見守っていきたいなと思います。

ずっとずっと大好きな場所だということは変わらないなと今確信しています。

卒業コンサートもあるので、まだまだ思いの丈はたくさんあるのですが、そこでも皆さんに向けてメッセージを何か送れたらいいなと思います。

卒業コンサートまであと3週間。全力で、この公演も本当に素敵な素晴らしいステージができて私は今嬉しい気持ちでいっぱいなんですけども、コンサートはさらに良いステージにできるように頑張りたいなと思います。

そして、ここで見つけてくださった皆さん、本当に本当にありがとうございます。

劇場公演で私は多くの皆さんにここで見つけてもらいました。

NGT48があったから、こうやって出会えた方ばかりです。

ずっと飛び出したいと思っていた新潟で、こうやってアイドルになるという夢を叶えられて本当に本当に今は良かったなと思っているし、ここふるさとを好きになるきっかけをくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

最後まで走り抜けるので、どうぞどうぞ、そのラストステージの降りる瞬間まで見届けてください。

今日は本当にありがとうございました。

(2024年3月23日、NGT48劇場、本間日陽 卒業公演)