君江へ

少し遅くなっちゃったけど、20歳のお誕生日おめでとう。

君江のことを知ったのは9期生が加入してすぐ、私のことを好きだと言ってくれている子がいると私の耳に入ってきた時です。

どんな子なんだろうってお顔を見た瞬間、可愛すぎて一瞬で君江の虜になったのを覚えています。

9期生の子達が皆で練習している時の休憩中、握手会の合間、コンサートのリハーサル中などたくさんお話して、すぐに仲良くなって、気づけば私は「君江ちゃん」から「君江」って呼び捨てで呼ぶようになりました。

それからさらに距離が縮まったのは私が所属していたチームKIIの公演に研究生として出演してくれた時かな?

あの頃、私だけじゃなくてチームKIIの皆、君江のパフォーマンスやMCにとても信頼してたし、同じチームKIIの一員として君江を見ていたと思います。

その後にあった静岡エコパアリーナでの昇格発表で君江がチームSと発表された時、「そんなことってある? 同じチームで活動したかったのに」って、卒業を考え始めた時だったので凄く寂しかったことを覚えています。

舞台上で目が合った瞬間、2人で涙目になって、コンサートの終了後は抱き合って寂しさを共有したね。

あの時、昇格して喜んでるメンバーを映そうとして裏で走り回っていたカメラマンさんが何人かいたけど、「こんな状態じゃ無理だよ」って逃げ回って、女子トイレでこもって立てこもり、立てこもり事件を起こしながら泣いたこともあったし、ホテルに戻ってからは2人でちゅりさんの部屋に行って、これからどうするか作戦会議をしたことは今でも懐かしい、良い思い出です。

あの時は複雑で、笑顔で言えなかったけど、改めて昇格おめでとう。

今ではチームSで楽しそうに活動する姿が見れて私も嬉しいです。

意外って言うと失礼だけど、しっかり者で、真面目で、優しい君江だから、1人で抱えることも多いリーダー慈子の支えになって、一緒にチームSを盛り上げてね。

私が卒業してからはカミフレの君江の時に会うことが多いね。

楽屋から楽しそうな声が聞こえてきて微笑ましくなったり、リハーサルでは皆本気で歌とダンスに向き合う姿のギャップにとても惹かれました。

SKE48とカミングフレーバーの両立はスケジュールを見るだけで驚くほど大変そうで、体も心も頑張りすぎちゃって、苦しい時にその苦しさを誰にも言えず長い間悩んでる時にそばで話を聞いてあげられなくてごめんね。

「これだけ忙しくSKE48とカミングフレーバーのために頑張ってます」ってファンの方にいちいち言うことじゃないかもしれないし、君江は人に弱い姿を見せない頑張り屋さんだけど、つらかったり疲れた時は私に頼って欲しいなって思うし、ファンの方にもそういう一面を少しは見せて甘えてもいいのかなって私は思います。

ほんとは悔しいと思ってる時、無理に笑わなくていいんだよ。悔しい時は「悔しい」って言ってもいいし、泣いてもいい。

本気で頑張っている人を誰も笑わないから、君江は君江らしくアイドルを楽しんでね。

君江の笑顔が大好きで、もっとアイドルきみちゃんを見たいと思ってるファンの皆さんはいーっぱいいるからね。

私はもっと前で自信を持って輝く君江が見たいです。

顔面国宝の可愛いお顔もたくさんの方に知って欲しいです。

社員・竹内さんとしても君江の夢が叶うように、動いていけるように頑張ります。

前に出かけた時に話したけど、これからは「彩姫さん」ではなく「彩姫ちゃん」として、1人の友達としても仲良くしてね。

改めてお誕生日おめでとう。

私はお酒が弱いけど、一緒に乾杯できるの楽しみにしてるね。

君江のことも、お手紙の依頼をしてくださった君江のファンの皆様も大好きなゼスト社員、彩姫ちゃんより

(2022年2月9日 SKE48劇場 赤堀君江生誕祭イベント)