泣き虫ちゃんへ
第1回ドラフト候補生がアピールのために「会いたかった」を歌い、48グループの劇場に振り分けられた時、たまたまSKE劇場に来たメンバーの1人に髙塚がいたこと、それが私たちの出会いだったね。
私はその日、裏でずっと泣いていた子が気になって仕方なかった。私も泣き虫だからかな。
なぜだか自分と重ねて見てしまって、気になって仕方なかったんだよね。
でも、ただ泣き虫かと思いきや、次の日のステージでパフォーマンス中に見せてくれたキラキラと音がしそうな笑顔が魅力的すぎて、私は一目惚れしてしまいました。
そして、数年経った今も変わらずその笑顔に私はキュンキュンさせられっ放しです。
ステージの髙塚は他のどのメンバーよりも輝いていて、いつも髙塚の笑顔にだけスポットライトが当たっているみたいに見えるの、不思議だよね。
でも、髙塚は髙塚しかいないから、やっぱり特別だから、これからそれが見られなくなるのは寂しいんだよ。
それだけ存在感があったってことだから素晴らしいことなんだけどね。
大阪から通うのはご家族のフォローも、髙塚自身の気力も欠かせないことだったから、時々ふと大変な道を歩かせてしまったんじゃないかなって不安になることもあった。
でも前に髙塚のお母さんが「本当にいい経験させてもらってます」って言ってくださったことが本当に忘れられないんだよね。髙塚のお母さん、ほんとに大好き!
髙塚、これからもお母さんを、そして家族を大切にね。
髙塚って実はプライドが高くて、気が強いから、冷や冷やさせられることもいくつかあったけど、そんな未完成な髙塚だからこそ凄く魅力的なアイドルでいてくれたと思っているよ。
こんなことを言っていいのかわからないけど、最後だから言っちゃうけど、中でも一番驚いたのは、まだ高校生なのにある日突然髪の毛を染めてきたことかな。あれはさすがに呼び出しのお説教だったね。
でも、髙塚がこのグループの中でどう存在していくか悩んだ結果の行動だから、そんな姿も含めてやっぱり魅力的だと思った。
なんだかんだ手がかかればかかるほど可愛さって増すものだしね(笑)
さすがにその出来事は悪い例だったけど、何もしないよりかは遥かに中身のあることだと思ったのは本当だよ。
これから先、またうまくいかないことに出会うと思う。自分で決めなきゃいけないことも増えるはず。
理不尽なことに敢えて立ち向かえとまでは言わないけど、必ず叶えるまでの過程に意味も価値もあるから、自分が手を伸ばしたいと思ったものには全力で叶えるために食らいついて頑張ってほしい。
髙塚は私にとって自分の分身のような大切な存在なんだと思う。それはSKEを辞めても変わらないから、良かったら大人になっていく姿も見守らせてほしいと思ってる。だからもっともっと気軽に甘えてね。いつでも力になるから。
結局まだタコパしてないからしようね。
髙塚のファンの皆さん、髙塚を本当に好きになってくれて本当に本当にありがとうございました。好み合いますね、フフフ。
泣き虫ちゃん改め髙塚夏生様、卒業おめでとう。そしてありがとう。
髙塚の一番のファン、SKE48チームEリーダー須田亜香里より
(2018年4月23日 SKE48劇場 チームKII「0start」公演 髙塚夏生劇場最終公演)