皆様、先に忠告させてください。SKE48の須田亜香里です。お手紙長いです。ごめんなさい(ハート) ※客笑

では、お手紙スタート!

おぎゆかへ

おぎゆかは私にないものをたくさん持っていて、本当に魅力的な人です。

私が最初に魅力的だと思ったのはドラフト会議のレッスンを見に行って、そこで誰よりも一生懸命汗をかいている姿を見た時「この子絶対受かってほしい!」って思ったことをよく覚えています。

だから、NGT48に指名された時は素直に嬉しくて、これからも密かに見守らせてもらいたいと思う、そんな存在でした。

この際だから言うんだけど、私、実は2017年の総選挙の結果がめちゃめちゃ悔しかった。

だって、私の目標順位に立っているのが密かに見守ろうと思っていたおぎゆかだったんだもん。自分の甘さに苛立ちました。

でも、だからこそ後輩としてというより、もっと対等な立場でおぎゆかのことを尊敬したいと思うきっかけになりました。

それで、もっとおぎゆかを知りたくて、実は一時期モバメを取っていました。(客笑)

荻野由佳「えー?」

黙っててごめんね。

でも、モバメ取ってほんとに良かった。

総選挙が終わってからおぎゆかは絶対に悩みやプレッシャーもあったはず。それなのに、毎日とにかく一生懸命で前向きで、家族やファンの方やNGTへの愛と感謝にあふれていました。

それからよくわからんテンションのメールもたくさん届きました。(客笑)

そこで、私はすべてにおいて納得しました。荻野由佳は本当に推しがいのあるアイドル。たくさんの人を幸せにしているんだって。

だから、私は総選挙の順位、簡単に抜かされたなんてまったく思ってないんだよ。抜かされるべくして抜かしてもらったと、本当に感謝してるんだ。

8年も自分の全力を出し続けるって正直大変で、電池切れも時間の問題だった私にもう一度火をつけてくれたのはおぎゆかの存在があったからと言っても過言ではないです。本当にありがとう。

だから、じゃんけん大会では「私とユニットを組みたい」と言ってくれて本当に本当に、本当に嬉しかったよ。改めておぎゆかを尊敬した瞬間だった。すぐ負けちゃったけどね。

人って努力の形や色次第で巡り会える人も、好きになってくれる人も変わるものだと思います。

もしかしたらおぎゆかの躍進や活躍を見て、マイナスな意見を言ってくる人もいると思う。

でも、この道のりは運のひと言で片付けられるものじゃないから、どうかこれからも自分の積み重ねた日々に胸を張っていてほしい。

1人で頑張ったり、自分を殺したら絶対にダメだからね。疲れたら「疲れた!」って言っていいんだよ。

おぎゆか自身のやりたいことと、心からの笑顔が周りの力になるよ。私も微力だと思うけど、支えにならせてね。

今回はお手紙書けて本当に良かったです。おぎゆかの生誕委員の皆さん、ありがとうございました。

おぎゆかにファンの皆さんは欠かせない存在です。これからもメンバー、スタッフさん、そしてファンの皆さんで魅力的なNGT48でいてください。

おぎゆか、ありがとう。そして、お誕生日おめでとう。

選ばれない悔しさと、選ばれることの大変さを知っていることに誇りを持って、今年も思う存分アイドルを楽しんでください。

SKE48チームEリーダー 須田亜香里より

(2018年2月18日 NGT48劇場 チームNⅢ「誇りの丘」公演)