朱里ちゃんへ
卒業公演で手紙を書かせてもらえるくらいの仲になったんやね。
最高の仕事仲間そして最高の親友になれて嬉しい。
門脇佳奈子です。
私は何でも保険に保険をかけるタイプ。朱里ちゃんはとにかく思い切りが良くて大胆。こんなに性格が違うのに、こんなに気が合うなんて奇跡やなって思っています。
せっかくの機会なので、普段言わないことを書きます。
上からではあるけど、今日まで本当によく頑張ったね。
10年もアイドルを続けられるのは本当に凄い。もっと凄いのは自己プロデュース力。そして後輩のために、グループのために思う心。この2つをしっかり両立できる人はそういないよ。
今のNMB48が素敵なグループなのは朱里ちゃんがそうやって皆を引っ張ってきてくれたからじゃないかな。大げさなんかじゃなくて、それはファンの方、スタッフさん、何よりメンバーが一番わかってると思います。
常にNMB48のためになることを考えて、無償の愛を捧げるその朱里ちゃんの精神はきっとこの先、後輩が受け継いでくれると思います。
プライベートでも仕事に繋がることを考える姿勢は凄すぎるし、プロ意識の塊やけど、たまに息抜きも大事にしてね。って言っても無理なのは知ってるから私が調整役になります。
とにかく裏表がなくて、1人の女性としてかっこいい吉田朱里が大好きです。
卒業を決めて、発表して、卒業コンサートをして、ついに今日卒業やね。
今思うと早かったけど、その時その時は凄く長く感じたね。
でもそれは卒業発表した後もグループのためにたくさん行動を起こしたから、そして充実してたからやもんね。
その過程を一番近くで全部見てたからこそ朱里ちゃんの凄さ、偉大さを改めて感じました。
明日からNMB48の吉田朱里ではなく、1人の女性・吉田朱里としての道を歩いていく朱里ちゃんを見るのが楽しみです。
これから先もその発想力、行動力、女子力でたくさんの人を驚かせて幸せにしてね。
手紙越しではありますが、今日この公演を見ているファンの皆さん、これからも吉田朱里は皆さんに「可愛い、驚き」を色んな形で発信していきます。引き続き応援よろしくお願いします。
最後に。本当にお疲れ様。次会った時はいっぱい甘えさせてあげるね。
門脇佳奈子より
(2020年12月21日 NMB48劇場 吉田朱里 卒業公演)