よし子へ

吉田朱里「もうわかったわ。夢莉ね」

おっ、お誕生日おめでとうございます。

その場にいられることはできませんでしたが、お手紙を書く機会をいただけたことをありがたく思っています。

太田夢莉です。

初めてお手紙を書くので、日頃思っていることを伝えますね。

呼び方ですが、アカリンさん、朱里ちゃん、アカリン、よしりん、吉田さんと来て、よし子に落ち着きました。(客笑)

吉田朱里「もっとあった。りんりんとかりん子さんとかいっぱい」

もう変えられないのでお手紙もこれですみません。皆さんどうかジワらないでください。

よし子にはNMB48に加入した頃からずっとお世話になっています。

妹さんがいるからか年下メンバーの面倒見がよくて、ダンスを教えてくれたり、引きこもりの私をテーマパークやご飯など外に連れ出してくれました。

お仕事のことで悩んだ時、誰かの意見が聞きたくて相談をすると自分では浮かばなかったアイデアを次々伝えてくれたり、ネガティブな私をポジティブに変えてくれて、「さすがだなぁ、相談して良かった」っていつも思っています。

自己プロデュースでここまでやってきたよし子は本当にかっこいいし、私はそばで学ばせていただいています。

自分のことだけでも忙しいはずなのに、常に気にかけてくれていて、私が人間が怖くて人との距離感がわからなくなっていた時期も私のことをずっと心配してくれていたということを後から知りました。

一番考えてくれている人なんじゃないかなって勝手に思っています。

でも私に対してだけじゃなくて、皆に優しくて、親身になってアドバイスをしてあげる。そして見捨てない。本当に尊敬できる先輩です。

この間インタビューで「自分を変えてくれた人は誰ですか?」という質問があったんですが、私がよし子の顔が一番初めに浮かびました。普段はふざけていますが本当に感謝しているのですよ。

またQueentetがホールツアーできるほどになれたのもよし子のおかげです。メンバーそれぞれの魅力が出るようにポジションや歌割りを考えてくれたり、寝る間も惜しんで立ち位置やつなぎの映像を作ってくれたり、夢だったQueentetでのライブを今年は東名阪の会場でできたなんて思い返せば改めて驚きますね。

自分のことだけじゃなく、人をプロデュースする力まであって、私たちは安心してよしPについていくことができています。本当にありがとう。

ちょっと待って。感謝してばっかりで、なんか媚び売ってるみたいですね。冷や汗。

吉田朱里「さすがヒモやな」

でも、それくらい感謝の気持ちを持っているということなのです。

お互いに目指す道は違うけれど、お互いのいいことは喜びあえる関係性が好きです。

NMBのためにたくさんたくさん尽くしてくれたよし子には幸せでいてほしいなー。

編集やプロデュース業があって、毎日追われっ放しで大変だと思うし、私には話を聞くことぐらいしかできないけれど、話すことによって少しでもストレスを緩和できていたらヒモとして本望です。(客笑)

握手会でよし子のファンの方に「卒業しても朱里ちゃんのヒモでいてあげてね」とよく言われます。任せてください。(客笑)

吉田朱里「任せてくださいの使い方違う」

よし子がいつかボンビーになるまでヒモでいてあげます。これからもよろしくね。

よし子のヒモより

(2019年11月9日 NMB48劇場 チームN「N Pride」公演)