りのへ
19歳のお誕生日おめでとう。
今回初めて後輩に手紙を書かせていただきます。
りのと最初に2人でお話しした時のこと、今でも鮮明に覚えています。
大阪の握手会の帰り、新幹線でたまたま隣のお席になったよね。その時はまだりのとお話ししたことがなかったし、長距離移動だから気を使わせてしまわないかなと気にかけていました。
でもそんな心配は1ミリもいらなかったみたいで、全く物怖じせず、間違えて私にタメ口で話しかけてきたと思ったらケラケラ笑いながら「ごめんなさ~い」と言ってきて、いい意味でやばい子が入ってきたなって思いました。
最初の印象は「栗原紗英ちゃんみたいな子」だったけど、知れば知るほどその印象が「紗英ちゃんからネジを100本抜いたような子」に変わっていきました。
りのワールドとよく言われているように、りのの世界観は凄く特別で、自分の芯を持っているところ尊敬していますし、羨ましいなって思ってます。まさに唯一無二。
いつもおしゃれで、着こなしも着まわしも上手で、インスタも統一感が凄くあって見習いたいぐらいです。
リハーサルでもスタイルが凄く良くて、存在感があって、つい目で追ってしまう、気づいたら人を引き込むような魅力がりのにはあるなと思っています。
先日の昇格発表があった後のリハーサルでりのに話しかけたら凄く泣きそうな顔で心配だったんですけど、真剣な話をすると泣かずに頷いてくれてとても強い子だなって思いました。
りのにとって今一番近くにある目標は昇格することだと思うんですけど、私は凄くりのちゃんに期待しているからこそ選抜入りを目指して、そしてそこをスタートラインにして欲しいなって個人的に思ってます。
悔しいこともたくさんあると思うけど、今ここにいる2期生の私たちは昔の研究生時代の話をしている時がなんだかんだ一番盛り上がるものです。それぐらいHKT48というアイドル人生で研究生時代は原点であり、戻りたくても戻れない青春の中の青春のようなまぶしい日々です。
焦る気持ちもあると思うけど、今の頑張りがこの先の自分を支えてくれる大事な土台になると思うし、今応援してくださっているファンの方々を大切にして、これからまっすぐなりのちゃんでいてください。
「R24で生誕祭してもいいと思いますか?」と相談してくれたこと、とっても嬉しかったです。
迷ったり悩んだ時には同期はもちろんだけど、ここにいる茨の道を進んできた先輩たちを是非たくさん頼ってください。
いつもたくさんの癒しをありがとう。これからも仲良くしてください。そして19歳素敵な1年にしようね。
改めてお誕生日おめでとう。
渕上舞より
(2021年6月22日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 R24「博多リフレッシュ」公演)