ゆみりんへ

24歳のお誕生日おめでとう。

今年の手紙はわたくし、福田朱里です。

依頼してくださった生誕委員の皆様、このような機会をくださってありがとうございます。

今年1年はゆみりんにとってどんな1年でしたか?

武道館、6枚目、PR部隊、熱血テレビのレギュラー、そして1st写真集、7枚目シングルなど振り返ってみれば思いつくだけでも大きな出来事がたくさんありましたね。

メンバーはもちろん、スタッフさんやファンの皆さんからの信頼も厚いゆみりん。STUの立ち上げからその中心に立ち続けることへのプレッシャーは計り知れなかったと思います。

その気持ちはきっと、そこに立つそれぞれにしかわからないし、軽々しく私たちが想像できるものではないのかなとも思います。

一度真ん中じゃない所から見たSTUはどう感じましたか? 雑誌のインタビューとかでよく答えてるのは見てましたが、ゆみりんの口から出る言葉で聞いてみたかったので、また今度聞かせてください。

瀬戸内PR部隊は本当に色々ありましたが、アボカドをまた一緒にやると思わなかったので嬉し恥ずかしでした。

ほとんどが配信になったけど、毎回改善しながら皆で作り上げるライブが本当に楽しかったので、またファンの皆さんの前でも見せれたらいいね。

頑張り屋で、プロ意識が高くて、いつも堂々として見えるゆみりんだけど、数年前まではごくごく普通の女子大生だったんだなとたまに考えます。

多分あんこちゃんはゆみりんが芸能人とかMステに出てるとかまだ気づいてないと思います。

本当は心が折れやすいし、不安だらけだと思うし、子供っぽいところもあるって知ってるけど、私は瀧野由美子の全てを理解できてるからとかとてもまだ言えないと思います。当たり前だけど、むしろ私が知らないことの方がまだ多いと思います。

そう考えたら写真集のタイトルは本当に秀逸で、ゆみりんの全てが詰まってる素敵な一冊になりました。

撮影とか発売前後も色々大変なことがたくさんあったね。あんだけ悩んでるゆみりんを久々に目の前で見たので心から心配してましたが、たくさん売れて良い結果になって本当に良かったです。

私はゆみりんのことを本気で瀬戸内の奇跡だと思ってるし、尊敬してるし、何があってもずっと味方でいるつもりです。だからもし何かあっても抱え込まないで、1人じゃないってことを思い出してください。

ゆみりんは責任感が強いから自分が何とかしなきゃって思っているかもしれないけど、遠慮せずに周りの皆に助けてもらったらいいと思うよ。そして全部言わなくてもいいので、私でよければいつでも頼ってください。フッ軽には定評があります。

奈々さんもSTUを離れちゃって心細いし、これからまたたくさんの壁にぶつかると思うけど、1つ1つ楽しみながら一緒に乗り越えていきましょう。

どうか周りの言葉に流されず、その意志の固さ、頑固さを武器にずっとゆみりんらしく笑っていて欲しいです。

24歳、素敵な1年になりますように。

あかりんより

(2021年10月31日 STU48「僕たちの恋の予感」公演)