今日は、まずは見に来てくださった皆さん、本当にありがとうございます。
ちなみになんですけど、皆さん実感湧いてますか?
※客「湧いてない」
ね、私も湧いてないんだよね。だからなんか凄く楽しい公演だったなーっていう、何て言うんでしょう、Kが、いつもはね、8人の公演なんですけど、こうして今日は17人全員で出ることができて、なんだか楽しいなって思いながらここまで来てしまいました。
多分実感湧くのは多分この後、壁写とか外したりとかしてからなんだろうな~なんて思ってるんですけれども、でも本当にもうここに12年くらい前に初めて立って、ここまでずーっと来て、今日が最後って考えるとなんだか信じられない気持ちなんですけれども、でもほんとに、この間ね、卒業コンサートやって改めて、「あっ、そうだよな、私って昔ほんとにポンコツだったよな」って思って。
優子さんの手紙だったりとか、来てくれた卒業生のメンバーとかに「あの十夢がそんな喋るの?」みたいな(客笑) 反応を凄くされて、「大人になったね」みたいなこと言われて、いや確かに、確かにほんとにできなかったよなーって思ったんですね。
だからそんな中でも、ね、こうやって、その推し歴の長さとかは人それぞれありますけど、ここまで応援してくださった皆さんには本当に感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。
私けっこう苦労話とか「あの時大変だったよね」っていう話をけっこうするんですけど、でも本当にやっぱり劇場は私にとってホームで。
凄くつらくて、もう正直劇場に立つのもなんか今日そんな気分じゃないぐらいつらいっていう時もあったりとかして。
でも不思議とステージに立って、皆さんがたくさんコールしてくれたりすると終わった頃には元気になってたりとかしてて、「あっ、なんか私が元気をあげる側なのに皆から元気をもらってしまったな~」なんて思った日はもう何日もほんとにありました。
だからここのホームを立つというのはちょっと不安もあったりするんですけれども、でもやっぱりここから私は前に進むので、ここで、ねぇ、学んだこととか経験したことを胸にこれから頑張っていくので、皆さんも応援してくれたら嬉しいなと思いますし、引き続きね、ここの私のホームだった場所にもまた足を運んでもらえたらなと思います。
はい、最後まで本当にありがとうございました。そしてこれからもどうかよろしくお願いします。
(2023年3月8日 AKB48劇場 チームK「逆上がり」公演)