これからの1年間の目標

私もAKBに入って9年目になってしまいました。言ってしまえばここ数年はAKBでの目標はありません。内心もうずっと悔いがないなと思ってやってきました。

そして私もあっちゃんの卒業ぐらいから私もそろそろ卒業しようかなっていう風にずっと何度も考えてたんですけど、でも応援してくださるファンのみなさんが「モデルやっている私も好きだけど、歌って踊ってる私のこと一番好き」と言ってくださる声が凄く多くて、それで私もそれに応えたいし、私のやりたいことはAKBに居ても続けられると思ったので、みんなに恩返しもしたいし、まだ居ようと思いました。

去年やったセンターも、私はセンターやりたいと思ってもいなかったんですけど、ファンの皆さんが私よりも喜んでくれたのが凄い嬉しかったです。

そして、去年の夏に、仲良しの1期生のまりちゃんとともが卒業した時は、さすがに私ももう寂しいし、きっと居場所もないんじゃないかと思って、私もすぐ卒業しようと思いました。

でも、卒業した後に繋がるようにフォトブックを出したり、あと自分なりに一生懸命CMだったり、ファッション誌にいっぱい出たり、自分なりに一生懸命頑張ったんですが、それが、そのお仕事が順調に見えると周りの方からは「今AKBに誰も居ないからそういう風に出れてるんじゃないか」みたいな、そういう風に思われてることが凄く悔しくて、それで私はもっとやってやろうという気持ちになって、今の、ここまで居たのかもしれません。

これからはですね、女性誌でカバーガールができるような魅力的な女性になって、もっともっと自分を磨いて、私がAKBにいることでプラスになるように、そして私はたかみなや優子みたいにみんなを引っ張れる先輩にはなれないと思いますが、「あっ、AKBに居たらこういうこともできるんだ」とか、そういう後輩達の道ができるように頑張っていきたいと思います。それが目標です。

ファンの皆さんにメッセージ

今日は本当にありがとうございました。

去年はちょうど生誕祭が総選挙の速報と重なってしまって、凄い複雑な気持ちでファンの皆さんを帰してしまったのが凄く心にあって。今日はみんなに楽しんで帰って欲しいなって私自身も思ってきました。

この前握手会で、私はAKB 9年やってるんですけど、この前握手会で、初期はおじさんだったファンの方が、おじいちゃんみたいになってて

※高橋みなみ「ちょい待って、みんな一緒に歳食ってんだって。しょうがない、それは」

だから、そう、私もそうやってファンのみんなと一緒に歳を重ねてるんだなと思って。

※高橋みなみ「ちょっと待って。8年9年でおじいちゃんになるか?」

なってたの。

※高橋みなみ「そんな?」

なってたの。だからそれは私も26になるなーと思いました。みんなと一緒に歳を重ねられて、本当に幸せです。

そして、まぁこれからどれくらいになるかわからないけど、たくさん思い出を作っていきたいなと思っています。

そしてあの、総選挙も今年は自分だけのことを考えたら立候補しなくていいなと思ってたんですけど、もう最後かもしれないし、結果はどうであれ、みんなとの思い出が無いより有るほうがいいなと思って今年も立候補しました。

AKBにいるのがあとどれくらいかわかりませんが、一緒に全力で楽しんで欲しいですし、私もより一層ファンの皆さんのため、後輩のみんなのためになるように頑張りますので、今後とも末永く応援よろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。

(2014年5月15日 AKB48劇場 チームA「恋愛禁止条例」公演)