由麻奈さんへ

お誕生日おめでとうございます。

まさか後輩の私がお手紙を書かせてもらえるなんて思ってなくて、凄く驚きましたが、たぶん一番一緒にいる時間が長いので任せてもらえて光栄です。

由麻奈さんと初めて話したのは今でも忘れられない思い出があって、48グループの大きなコンサートがあった時に飲み物置き場で由麻奈さんのレッスン着が着ぐるみみたいなつなぎみたいな形で、私的にツボに入ってしまい、飲み物を飲もうと思って口に入れたお茶を私が勢いよく吹き出した時に、心配をしてくれた時です。

今考えたら初めて喋る後輩が、自分の格好で笑ってお茶を吹くって凄く失礼なことなのに、真っ先に「濡れてない?」って心配してくれる由麻奈さんは優しかったなと未だに思い出しては笑える最初の出会いです。

こんなけっこうインパクトのある最初の出会いをしたにもかかわらず、そこから関係が変わることなく先輩と後輩、挨拶のみの関係でこれといった思い出は特にもうありません。(客笑)

でも、私がチームKIIに昇格して話すようになり、一緒に帰るようになってからはすぐに距離が縮まったと私は思ってます。

2人での帰り道はいつも爆笑に包まれていて、由麻奈さんは銅像があれば急に銅像と話し合いを始めたり、電柱に抱きついてみたり、大きな声で歌い始めたり、どうして公演の時やファンの皆さんの前で話す時は綺麗なお姉さん感が強めな人なのに、裏だとこんなにも変で面白い人なんだろうといつも思ってます。

だからこそメンバーには面白くて優しい由麻奈さんに救われた人、たくさんいるんじゃないでしょうか。

誰かが悩んでる時や苦しい時、さりげなく近くにいてくれて、話を聞いてくれる、そんなことを当たり前にしてくれる由麻奈さんは愛に溢れた人だなと常々思います。

だから、由麻奈さんも人にばかり愛を注ぐんではなく、自分にも愛を注いで、私たちに甘えてください。

先輩だし、プライドもあると思うんですけど、それじゃきっと私的にはパンクしちゃうと思います。私にでも、他のメンバーにも由麻奈さんには頼ってほしいです。

そして、ファンの皆様にも裏でしか泣かない由麻奈さんだからこそ色んな感情を伝えてほしいなって思います。

これからも色んな感情をみんなで共有して、真面目なこともアホなこともたくさんしましょう。

改めてお誕生日おめでとうございます。

これからもずっとそばにいてください。大好きです。

P.S.

由麻奈さんはファンの方にあまり素直ではないと思うので、素直な気持ちが溢れるスピーチを楽しみにしています。

竹内彩姫より

(2018年9月19日 SKE48劇場 チームKII「最終ベルが鳴る」公演)