希依音へ

13歳のお誕生日おめでとう。

ファンの皆様、マネージャーさん、スタッフさん、そしてメンバーの皆さん、希依音がいつもお世話になり、ありがとうございます。

私は希依音のパパの従兄弟で、パパの会社の社長をしています。希依音からは社長さんと呼ばれているので、そう呼ばせていただきます。

当初アイドルには全く興味がなく、小さい時から可愛かった希依音に「私が好きなNMB48に入ってみないか?」と劇場や握手会に連れ回し、少しずつNMBに興味を持たせていき、次は「ダンスのレッスンやってみる?」と誘惑して、知人のアーティストに個人レッスンを頼み、徐々にアイドルの世界へと導きました。(ざわw)

体を動かすことが大好きな希依音はどんどんダンスを覚えて、踊ることが楽しくなってきたと、気持ちが変化してきたので、じゃー社長さんが全力でサポートするからNMB48を目指してオーディションを受けてみようと申し込んだのが第3回ドラフト会議。書類審査を通過し、東京へ一次審査を受けに行った時に、一次面接の自己紹介の挨拶では「大阪からてっぺんとりにきました!」と宣言し、そのあと次々に審査を通過し、候補生に選ばれました。

SHOWROOMでは普段喋らない希依音が、まーペラペラと喋るのには家族みんなでビックリしましたが、それが希依音の居心地のいい場所だったのですね。

それから一生懸命努力し、最年少が年上のお姉さんたちに混じり、小さな体で大きなパフォーマンスを見せ、ファンの人たちから自分が希望するNMB48チームBIIに指名していただき、憧れのNMB48に入ることができました。

NMB48に入ると、社長さんから「挨拶を誰にでもちゃんとする、日々努力しファンを大切にしなさい、受けた恩は絶対に忘れない」と言われたことをしっかりと守り、努力をし続けた結果、先輩にチャンスを与えてもらったのをきっかけに、福岡公演やチーム公演、研究生公演でいいポジションをいただき、そして彩さんのシングル選抜に大抜擢され、皆様のおかげで普通の中学1年生では経験できないことをたくさん経験させてもらえていますね。日々感謝です。この気持ちを忘れずに。

でもこれから挫折も経験するでしょう。涙をこらえ、歯を食いしばり、調子に乗らず、常に初心を忘れずひたむきに努力して、自分が目標にしている「見てる人をワクワクさせるアイドル」となり、てっぺんを目指す覚悟を持って前を向いて進めば、挫折もいい思い出になるはずです。

社長さんはこれから希依音をサポートするので、ファンの皆様や先輩メンバー、同期の仲間、スタッフさんに支えられ、後輩を支え、さらに成長してください。

今日は素晴らしい生誕祭を準備してくださった実行委員の皆様、NMB48のファンの皆様、先輩メンバー、ドラ3同期、マネージャー、スタッフの皆様、本日はどうもありがとうございます。家族一同心より感謝しております。

まだまだ幼く世間知らずで自分勝手な振る舞いも多々あるとは思いますが、打たれ強い子なので、ダメな時はダメと叱ってください。どうぞこれからも希依音をよろしくお願い致します。

社長さんより

あっ! 最後に。私は生涯さえぴぃ推しです(客笑) 希依音ごめんねー。

(2018年12月19日 NMB48劇場 チームBII「恋愛禁止条例」公演)