町音葉ちゃんへ

まずはじめに町音葉ちゃんの生誕委員の皆様、この度は私にお手紙を書く機会をくださり、誠にありがとうございます。

初めて公式のお手紙だったので、依頼があってから毎日町のことばっかり考えるようになって、特に最近では頭の中が町のことでいっぱいになってました。

今日はいつも以上に緊張していますが、町に自分の気持ちがちゃんと伝わればいいなと思っています。

町、17歳のお誕生日おめでとう。

私がSKE48に入ってから初めて一緒に遊んだのは町で、非公式のユニットを勝手に組んだのも町でしたね。

町とはお泊りをしたり、ご飯を食べに行ったり、休みの日にも一緒に練習をしたり、同じ悔しい思いをたくさんして、今日まで必死に頑張ってきたよね。

町とは同期の中でも一緒にいることが多くて、本当にたくさんの思い出があります。

研究生の頃、「手をつなぎながら」公演のユニットの曲、Glory daysのバックダンサーに出演させてもらうために一緒に夜遅くまで残って、毎日練習をしていたこと、覚えていますか? 納得のいくまで2人で頑張ってたくさん練習をしたね。

私たちはまだその頃はマネージャーさんに話しかけるのも凄く勇気がいったので、緊張しながら2人で勇気を振り絞って、お互いの背中を押しながらやっとの思いでマネージャーさんに話をかけて、バックダンサーについてのお話をしていた時、いきなりマネージャーさんから予想外の「この場で踊って」と突然言われて、大人たちがたくさんいるこの場で「えっ?今?ここで?」と凄くビックリして、心の準備のないままに2人で一緒に凄く緊張しながら踊った日のことを今でも何かある度に私は思い出しています。あの時は本当に大変だったね。

いきなりのダンスはとても緊張したけれど、今となってはいい経験だったと思えるし、あの時にちゃんと見てくれたマネージャーさんには本当に感謝だね。

それ以外にも町とは「制服の芽」公演のアンダーの練習や「PARTYが始まるよ」公演の練習などたくさんの練習を一緒にし、お互いの苦手なところを補い合ったり、アドバイスをし合ったりと一緒に成長することが出来たので、町は私にとって欠かすことの出来ない大切な仲間です。

そして町は私の悩み事も親身になって聞いてくれたね。ずいぶん救われたんだよ。本当にありがとう。

でも私は町が困った時に助けてあげられていたかな。たいしたことをしてあげられていなかったんじゃないかな。町の支えになれていましたか?

町はストイックな性格だからこそ、自分を追い込みすぎて、ほんとに心配になる時があるけれど、1人で悩まなくていいんだよ。町はもっともっと私やみんなを頼っていいんだよ。

4年半近く一緒にいて、同じ夢を見て、同期で同じ年で、とっても近い存在だからこそ、この先も困ったことや悩んでいる時は遠慮なんかしないでいつでも頼ってきてください。いつでもどんな時でも話を聞きますよ。

チームは違ってもSKE48のメンバーとして、いい仲間で、プライベートでは親友として、これからも末永く一緒にいられると嬉しいなって思っています。

町と出会えたこの縁を一生大切にしたいです。

この後の生誕祭ではしっかりと自分の言葉でファンの皆様に素直な気持ちを伝えてね。

偉そうなことばかり言ったけれど、町も知っていると思うけれど、私も本当は自分の思いを素直に伝えるのは得意ではないので、今日は町がいつも以上に緊張している気持ちはとてもよくわかっています。

ですが、ファンの皆様は町のどんな思いも最後までしっかり聞いてくれるし、受け入れてくれると思うので、ファンの皆様を信じて頑張ってくださいね。私も応援しています。

本当に17歳のお誕生日おめでとう。一緒にお祝いが出来て嬉しいです。

町にとって素敵な17歳になりますように。

最後に。同期で唯一初期の頃から今日まで私のことをずーっと「すー」って呼んでくれてありがとう。いつも元気に「すー!」って呼んでくれる町のことが大大大好きだよ。

SKE48チームEの末永桜花より

(2018年11月7日 SKE48劇場 チームS「重ねた足跡」公演)