百香へ

17歳のお誕生日おめでとう。

幼い頃の百香は遊ぶ時もバレーボールを習い始めた時もいつも私の後ろにひっついて、何をするのも一緒でした。

百香はぬいぐるみごっこが大好きで、一緒に変な歌を作詞作曲したり、ドラマみたいなものを作って楽しんでいたね。

もう今はぬいぐるみごっこをしようと誘われなくなって少し寂しいです(笑)

研究生だった時、劇場で初めてパフォーマンスを見させていただきました。そこで見た表情、ダンス、歌声、全ての魅せ方に感動して涙が出そうになったことを今でも覚えてます。

そして今でも忘れられないのは神戸国際会館で行われたNAMBA祭です。

昇格発表があり嬉しくて泣いている百香の姿を会場で見て、恥ずかしながら私の方が大号泣していました。

百香の長所はたくさんありますが、その中でも努力を怠らないこと、自分の幸せよりも他人の幸せを心から喜べること、応援してくださるファンの方々を大切にしていることだと思っています。

たくさんの長所があって、たくさんの人に愛されているももかを私は人として尊敬しているし、これからも百香ファンの1人として応援していきます。

こんな頼りない姉ですが、つらい時、苦しい時は1人で溜め込まずに頼ってね。

最後になりましたが素敵な生誕祭を開いてくださりありがとうございました。生誕委員の皆様、いつも百香の味方でいてくれて支えてくださるファンの皆様、メンバーの皆様、スタッフの皆様ありがとうございます。これからも妹をよろしくお願いします。

姉より

P.S.

ここからはママの出番です

生誕祭はてっきりママからの手紙と思っていたから数ヶ月前から色々話す内容を考えていたんだけど(客笑) 違ったから「あれ? えー?」ってなったんだけど、どうしても一言、いや二言だけ言いたいことがあるので聞いてください。

部屋の片付けをしていたら10年前の百香が17歳の百香に宛てた手紙を見つけたので読みたいと思います。

堀ノ内百香「待って!待って!待って!」
井尻晏菜「何この公開処刑」客笑

と、言いたいところですが、読んだら一生口をきいてくれなくなると思うので

堀ノ内百香「良かった」

このまま百香に渡します。気になる方は握手会で内容を教えてもらってください。(客笑)

最後に、百香の「百」という字は多くの才能に恵まれるように、百香の「香」という字は人を惹きつける魅力のある人に、という思いで名前をつけました。

と、言いたいところですが、そんなこと考えず「ももか」という響きが可愛いと思い、つけた名前が、名前の漢字の由来通り育ち、驚いている今日この頃です。何気なくググったらそう書いてありました。(客笑)

これからも百香は百香らしく、人生は一度きりだから後悔ないように自分を信じて、自分の道に突き進んでね。

お姉ちゃんにお手紙の依頼が来たのに長々とお手紙書いてしまって、生誕委員の方には申し訳ないと思ってます。

今日は素敵な生誕祭を準備していただき心より感謝しております。本当にありがとうございました。

母より

(2020年2月10日 NMB48劇場 チームM「誰かのために」公演)