しーちゃんへ

2年連続私でごめんなさい。

僭越ながら筆を取らせてもらいました、北原里英です。

でも誰かに手紙を書くというのは今後なかなか無いと思いますし、昨年は家族になりすましての手紙だったので、今年はストレートタイプで手紙を書かせていただきたいと思います。

改めて、去年の生誕祭はまさか参加させてもらえるとは思いませんでした。粋な計らいをしてくださった小嶋さんに感謝しています。

凄く素敵な生誕祭で、生誕祭自体も思い出に残っているのですが、何より、その後に大家家族と私でご飯に行ったのが凄く楽しくて、心に残っています。

最後、大家のお兄ちゃんが家まで送ってくれたのですが、大家兄・夫婦と私という謎すぎる空間での車の旅は新鮮で、とても楽しかったですし、しきりに「りえこは娘やけんね」と言ってくれる大家父の言葉は言われるたびに胸がジーンとしました。

自分の家族以外にこれほどまで自分を思ってくれる家族がいることはとても幸せです。もちろん、私の家族もしーちゃんのことを娘のように思っていて、家族写真には毎回しーちゃんのポスターが映り込みます。

私たちが出会ってから早10年。お互い26歳。今書いてて自分としーちゃんが25か26か一瞬わからなくなりました。これは本格的に歳ですね(客笑) お互いかなり大人になりました。

そして、私はもうすぐ卒業するのですが、まさかしーちゃんより自分のほうが先とは思わなかったです。しーちゃんがこんなに長くAKB48にいるとは思わなかったです。

それはすべてしーちゃんが頑張っているからです。私はしーちゃんのことを凄く尊敬しています。

それはまず後輩を可愛がってるところ。特に台湾出身の馬嘉伶の面倒をしっかりみているのを見た時に、自分って偽善者やなーって思うくらいしーちゃんは心から後輩のことを思っているし、ケアしてあげていると思います。

ほかにもプロレスでも後輩のことをしっかり見てるなーって思います。先輩として素晴らしいです。見習いたいなと思っているし、嫉妬しています、ハハ(客笑)

あとはファンの人たちのことを本当に愛おしいと思っているところ。これだけ長くAKBに身を置き、外の世界のこともきちんと知っているしーちゃん。だけれど、いつだってファンの方を置いてけぼりにせず、深い愛情で接していると思います。

しーちゃんのファンの人たちは幸せだと思います。とっても大切にされてますから。なので、今年の総選挙は私も応援するんで。

長々と書いてきましたが、10年の付き合いを経て、最近またよりしーちゃんを近く感じています。

お互い別々のコミニティーで基本生きているので、まったく交わらない時間もありましたが、やはりしーちゃんは一番家族に近い人だと思っています。

卒業後もずっと応援してるから、しーちゃんも応援してくださいね。

26歳おめでとう。人生は20代後半が一番楽しいらしいので、お互い楽しみましょう。

北原里英より

(2018年2月10日 AKB48劇場 チームA「M.T.に捧ぐ」公演)