なるちゃんへ

改めて二十歳のお誕生日おめでとう。

この間の握手会で「今年のお手紙は由樹ちゃんやろ」と言われた時は「ちゃうちゃう、書かれへんで。お手紙とか無理やし。私、大学やから」ってめちゃくちゃなウソをつきました。(客笑)

今年は私がお手紙を書かせていきます。

こうしてお手紙を書くとなると愛おしくて可愛くて、毎日ウザがられるくらいなるちゃんにまとわりついてるから何を伝えようか考えたけど、なるちゃんにはたくさんのありがとうがいっぱいあります。

周りから見ると私がたくさん可愛がってるように見えてると思うけど、そうじゃなくて、私がなるちゃんにたくさん甘やかせてもらってます。

私は1つ1つのことを気にしすぎる性格で、どうでもいいことですらすぐに相談して、それに最後まで付き合ってくれます。

私のワガママを受け入れてくれて、「これしよう、あれしよう」に対して嫌とは言わずに一緒にしてくれる、優しくて、優しすぎるなるちゃんです。

なるちゃん自身もたくさん悩んでたり、愚痴を吐きたい時もあると思う。そのすべてを私はなるちゃんに聞いてもらってばっかりやから、もしかしたら言えずに溜め込んでしまってはないかと心配になることが多々あります。

こんな私やけど、全部全部ぶつけていいからね。なるちゃんが求めてるような返事をしてあげられるかはわからないけど、聞いてそばで支えることはいつでも出来るからね。

そして、今年に入ってからは女優・古賀成美としても活躍しているなるちゃんの姿を見て、たくさん刺激を受けて、エネルギーをもらっています。

劇団れなっちさんのロミオとジュリエットは観に行けなかったけど、劇団アカズノマの露出狂は観に行くことが出来て、言葉に表せない感情に襲われた記憶だけが残ってます。

観に行く前に柿喰う客さんのサイトにある戯曲(台本)を読んで、自分の中で想像を膨らませてから観たけど、なるちゃんが演じていたからとかではなく、いい意味でなるちゃん演じる氏川が違って惹かれました。

当たり前のことだと思うけど、ライブのリハや本番期間中の稽古に舞台の本番と忙しかったにもかかわらず、堂々としていて、初舞台と感じさせることなく、これからの女優・古賀成美も目が離せないなと、なるちゃんの魅力がまだまだ隠されているなと思いました。

きっとなるちゃんは舞台に立ち続ける人間なんだろうなと勝手に思っているので、これからもその姿を見続けさせてね。

あと、私はなるちゃんと旅に出たいとずっと思っております。お互い行きたい場所はあるのに、なかなか行動に移せずじまいで終わってしまっているので、今年こそ実行して、色んな景色を見たり、ご飯を食べたり、いっぱいいっぱい思い出を増やしていきたいです。

その時は嫌と言われるくらいたくさん写真を撮らせてもらいます。なるちゃんミニ写真集を出せるぐらい撮りまくりたいと勝手に思っています。(おー&拍手)

あともう1つは二十歳になったことやし一緒に居酒屋さんにでも行きたいです。私もまだ行ったことないので行きましょう。

と、まぁたくさん言いたいことはあるけど、とにかく私が何を言いたいかというと、なるちゃんのすべてが苦しいくらい愛おしくて、愛おしくて、たまらなくて愛おしくて大好きです。

改めてお誕生日おめでとう。なるちゃんにとって1つでも多くの夢、目標が叶い、より一層可愛く美人に大人になることを願ってます。

由樹より

(2018年5月21日 NMB48劇場 チームN「目撃者」公演)