なるちゃんへ

21歳のお誕生日おめでとうございます。

同じチームになって初めての生誕祭ですが、こうして向き合って改まって手紙書くのは、ちょっといつもふざけたことしか言ってこなかったので照れくさいです。

なるちゃんはまだ研究生だったずっとずっと前から仲良くしてくれていました。「面白い面白い」って言って私の話を聞いてくれたり、私のとる変わった動きにたくさん笑ってくれて嬉しかったことを覚えています。

最近は私の話が面白くないのか「ん? それどういうこと?」とボケに対しての解説を求められますが(客笑)

私たちが一緒のステージに立つのは大きいステージを除くとアカズノマの露出狂に出てくださった時で、そこで初めてなるちゃんのステージの立ち振舞い方を見ました。

役絡みはなかったものの、たくさんの優れた女優が演じ尽くしてきたキャラクターをさらに深みを増して演じられている姿を見て「こんないい芝居する人とできるのは凄く贅沢だ」と思ったし、こんな女優をキャスティングした私も凄いと思いました。(客笑)

夜曲で2人だけのオープニングの時、初めて舞台上で会話しましたが、なるちゃんとお芝居をしていると凄くワクワクします。楽しそうに演じているのでこっちまでドキドキしてくるし、ワクワクもします。

舞台上でのあり方、ステージパフォーマーとしてのプライド、全てが尊敬できて、この人と次のNMBのホームグラウンドで同じ劇場公演に出れるだなんて凄く楽しみで仕方がなかったです。

そんな中でのアカズノマ「夜曲」のラストシーンは、大好きで尊敬しているなるちゃんが自分から遠のいていくような演出に対して私はとてもとてもつらかったので稽古でギャン泣きをしてしまいました。

いつか私が出たのよりももっともっと素敵なところでお芝居している姿を見れるような気がしました。きっと叶えてくれると信じています。その時は凄く楽しみにしています。

フレンドリーで、ピュアハートで、真っ直ぐななるちゃんの活躍を楽しみにしています。

これからも仲良くしてください。

私より

(2019年4月25日 NMB48劇場 チームM「誰かのために」公演)