ゆきつんさん、お誕生日そしてご卒業おめでとうございます。
最後にお手紙を書かせていただけるとは思わず、凄く嬉しいです。
まずゆきつんさんの最初の印象はふわふわしてて、おっとりマイペースで静かな方でした。
いざNMB48のメンバーとして一緒に活動してみると、その印象とは違うゆきつんさんを知ることができました。
ゆきつんさんとは山本チームNの頃からずっと一緒で、私が研究生の頃からお世話になっていました。
加入したばかりの5期生が劇場公演に立たせていただく時、意識が低いばかりに先輩方にご迷惑をかけてしまったのですが、そんな私たちにゆきつんさんが心を鬼にして叱ってくれたことがありました。
劇場公演の大切さ、ステージに立てることのありがたみ、責任。ゆきつんさんの劇場公演にかけてきた思い、感情、すべてをぶつけてくださり、私たちは意識が変わったし、見た目とは裏腹にすっごく熱い思いを持っている方なんだとゆきつんさんの印象が変わりました。
だんさぶる!が結成されてからは、よりゆきつんさんの近くで活動することが増えて、好きがどんどん大好きになりました。
ゆきつんさんは優しさの塊です。
太田夢莉さんの卒業発表があったライブの後に色んな感情でぼーっと立ち尽くしていた私にゆきつんさんが「こじりちゃん、ぎゅーする?」って私が落ち着くまで静かにぎゅっと抱きしめてくれたのが凄く嬉しくて、あの時のこと、今でもはっきり覚えています。
その後も私が誰にも言えず悩んでいると、ゆきつんさんがいち早く気づいては静かにぎゅっと抱きしめに来てくれたり、ゆきつんさんは誰よりも周りを見ているからグループの雰囲気が重いなと感じると「ハッピーちゃん!」なテンションでおちゃらけて場を和ませてくれたり、そんなゆきつんさんの優しさに私は何度も救われました。ありがとうございます。
そして、ゆきつんさんはたくさんのメンバーの魅力、自然な笑顔をゆきつんカメラに収めてくれました。
ゆきつんカメラがあったから知れたメンバーの表情だったり、裏側の様子をファンの方にも知ってもらえました。
ゆきつんさんが撮ってくれる写真が大好きです。でも撮る側ではなく、撮られる側のゆきつんさんももっともっと見たいです。
カメラの使い方、まだ曖昧なところもあるけど、アイドル最後のゆきつんさんを可愛く素敵に写真に収めさせてください。
これからのNMB48にゆきつんさんがいないことが正直まだ想像できないけど、寂しくて寂しくて仕方がありません。
ふわふわに見えて、めっちゃダンスキレキレっていうキャップがあるところ、恥ずかしくなると顔を真っ赤になっちゃうところ、だんさぶる!でいる時はネジが外れてハッピーちゃんすぎるところ、ちひこじを甘やかしてくれるところ、全部まとめて大好きです。
私は1つ新しい夢ができました。ゆきつんさんがお芝居で輝く姿をだんさぶる!皆で見に行くことです。
ずっと応援しています。
小嶋花梨より
(2021年2月21日 NMB48劇場 東由樹 生誕祭&卒業セレモニー)