こうして話すのも最後なのかなと思うと寂しいね。

今日こうして足を運んで来てくださった皆さん、そしてDMM配信で、今日ね、ハズレちゃった方も多分たくさんいたんですけど、こうして今配信で見守ってくださってる方、そして今この状況下でね、海外の方、日本に来られない方が多いので、でも海外の方の、ね、ポスターとかも作ってくれたり、海外からの応援も届いています。ありがとうございます。

ロビーにも来てくれてるのかな? この配信を見ながらね。ありがとうございます。

今日は卒業公演を見送りに来てくれて、ありがとうございます。

そうですね、ほんとに話したいことたくさんありすぎて何話そうかなーって考えてたんですけど、この時間を借りて皆さんに感謝を伝えていきたいなと思います。

まずは劇場スタッフの皆さん。いつも私たちのお家を守ってくださって、こうして照らしてくださって。皆さんがいなかったらこうしてステージに立つこともできないですし、私たちをアイドルにしてくださるのは皆さんのおかげです。守ってくださって本当にありがとうございます。

DMMスタッフの皆さんも、いつも私の目の圧に応えてくれて、映してくれて、ありがとうございます。皆さんのおかげで今日もこうしてアイドルになれました。

今裏で見てくれてるのかな? 衣装さんとメイクさん。ほんとにお母さんみたいで。私がこの、ほんとに12歳の頃からね、お世話してくれて。片付けもできなかったり、衣装掛けられなかったりして。今でも最後の最後までね、お世話になりっぱなしだったんですけど、今日はこうして可愛い、私のめるカラーの赤のドレスを時間がないなか用意してくれて。

後ろ凄いでしょ? センター楽曲が書いてあるんですよ、全部。計11曲ですって。そんなにいっぱいあったんだなって。ほんとに思い出に残る今日素敵な卒業公演を迎えられたのは皆さんのおかげです。

メイクさんもいつもこうして私たちを可愛くしてくれて。衣装さんとメイクさんは魔法使いだと思ってるので、ね、皆さんがいなかったらこうして輝けないので本当に感謝しています。ありがとうございます。

そして、HKT48の運営の皆さん。たくさん迷惑かけたことも、「めんどくせーな、芽瑠は」って思われたこともいっぱいいっぱいあったと思うんですけど、私が「安心できる」って言われる存在になったのは皆さんが育ててくれたからです。

12歳で入って、敬語の使い方も知らない子供だったんですよ、ほんとに。何も知らなくて。イチから、何十歳も離れてる、何十歳は言い過ぎかな? 10歳ぐらい?離れてるさ、子供と向き合うって、学校の先生でもないのに大変だと思うんですよ。しかもこんなに人数いるし。女の子の集団をまとめるのも、育てるのも大変だと思うんですけど、今日こうして立派な姿で卒業を迎えられるのは皆さんのおかげです。

これからも色んな子供たちが入ってきて、その度に大変だと思うんですけど、私は皆さんがほんとに凄いと思ってて。HKT48のためにずっと動いてくれて、皆さんのおかげです、ほんとに。運営の皆さんがこうして頑張ってくださってるから私たちはこうやって会えるし、今日も無事卒業を迎えられるし、ファンの方にさ、文句言われることも多いだろうし。でも皆さんの愛は本当に強くて、こんなにHKT48のこと愛してくれてるんだなって、そんだけ愛してくれてる人が近くにいるっていうのがほんと、ほんとに私たちにとって凄く心の支えになってます。たくさん甘えてばかりでしたけど、ここまで私を育ててくれて本当にありがとうございました。

そして、さしこちゃん。ねぇ、さしこちゃんに私は本当に救われてきて。

さしこちゃんが言ってくれなかったら私をここに立っていないと思うし。何度も、私にはけっこう色んなね、道のりを歩んできたからけっこうどん底に行ってさ、もうこのままやめちゃうんじゃないかってファンの方が心配になるぐらいな時もあったんですよ。ね、頷いてくれてるけど。

その時にさしこちゃんが「私の卒業まで見送ってよ」って、「まだ芽瑠はやめない方がいいと思うよ」って言ってくれたことがなかったら、あのままやめて、多分自分のことも、HKT48のこともこんなに好きになれないまま卒業しちゃってたと思うので本当に凄く感謝しています。

これから東京に行って、女優さんとして活動を目指して行くので、さしこちゃんのMCの番組とかで、女優さんとしてまたご一緒できるように頑張りたいと思うし、いつまでも私の目標なので、ここまでさしこちゃんにはほんとに助けていただいたし、育てていただきました。本当にありがとうございました。

そしてメンバーの皆。私と仲良くしてくれてありがとうございました。

なんか、ほんとにHKT48ってあったかいなーって思うし、面倒くさいこととかたくさんあったと思うし、すぐ病んじゃうし、迷惑かけたこともたくさんあったと思うんだけど、私がこうして卒業を決められたのも頼もしい後輩が増えたからで。皆が頑張ってる姿が、背中が私の背中も押してくれたし、皆にはもっとね、これから、なんかツアーとかが始まって、私のセンター曲多いし、前列の曲多いし、皆で奪い合うぐらいね、頑張って欲しいです。

ねぇ、なっちゃんも、りこぴも、じーなも、優花ちゃんも、皆ね、これから後輩達が、なんか進んで行く姿を見守りながらね、自分の道も見つけて、もう残ってる皆にはいい卒業をして欲しいから、胸張って、笑える卒業を目指して頑張ってください。

この配信見てくれてる後輩の子もいるのかもしれないですけど、ほんとにね、あの、なんだろな、HKT48って夢を見つけられる場所だと思うし、悔しいこととか、苦しいことたくさんあると思うんですけど、選ばれなくて当然の人間なんていないので、私には無理だとか、やっぱり人と比べちゃうし、比べる対象が多すぎるし、諦めモードになっちゃうこともたくさんあると思うんですけど、でも今私のことをね、こうして見てくれてるファンの皆さんもそうですけど、自分のファンの人は信じられないぐらい、「なんでこんな好きなんだろ」って思うぐらい好きでいてくれるし、推しのことを凄く信じてくれてます。

だから誰にも諦めて欲しくないし、HKT48は変化を楽しめるグループでいてほしいので、センターも変わるし、選抜も変わるし、諦めなければ絶対に報われる日が来ます。

それを乗り越えられるかは自分次第なので、もう全員幸せになってほしいし、それはファンの方も含めて皆幸せになってほしいから、胸を張って卒業できる、前向きになれる、そして応援してくださった方が安心できる卒業を皆には目指してほしいなと思います。

私もHKT48の活動を見て「頑張ろう」って思いたいし、逆に私の活動を見て「頑張ろう」って思ってもらいたいし、皆にはそういうね、関係でありたいなと思ってます。何かあったらすぐ連絡してください。いつでも相談乗ります。

そして、お母さん、お父さん、弟。10年間支えてくれてありがとうございました。

家族の応援がなかったらここまで来れなかったし、弟には「お姉ちゃんがアイドル」ってだけでたくさん我慢させてきたと思うし、お母さんもお父さんも『アサデス。』の朝早い時も一緒に起きてくれたり、送迎もいっぱいしてくれたり、総選挙の時も支えてくれたし。いっつも強がって、あんま感謝とか言えないけど、でも家族がいなかったら乗り越えられなかった日々なので、一緒にアイドル生活を、アイドルのママで、アイドルのパパで、アイドルの弟でいてくれて本当にありがとうございました。

そして、応援してくださってる皆さん。たくさん色んな景色を見させてくれてありがとう。

皆がさ、あの最後の握手会で言うわけさ。「めるちゃんを推してて良かったよー」とか「幸せだったよ」とか「出会ってくれてありがとう」とか「色んな景色見せてくれてありがとう」って言ってくれるけど、私は皆がいたから、皆がいたからあんなに色んな景色を見れたし、総選挙だって圏外経験したことないんだよ。凄いよ、皆偉いよ、ほんとに。

今、ね、初期の頃からさ、もしかしたらちょっと離れて、また卒業公演だから見ようかなと思ってくれてる方もいらっしゃると思うし、ずーっと長年そばで支えてくれた人たちもいるし、ねぇ、「途中から参戦だったけど」とか、色々あるじゃん、なんか「好きになったタイミングが」とかさ、年数とかさ、「会う頻度が」とか、比べるもの皆さんもきっとあると思うんですけど、皆が皆今日私がいたことを心の片隅において、この卒業公演を見てくれてる皆は立派なめる推しです。皆さん胸を張ってください。

本当に、もう皆には感謝しかなくて。こんだけ楽しかったって、HKT48に入って良かったって思えるのは皆のおかげだし、なんか、わがままもいっぱい言ったし、面倒くさいこともあったと思うし、「なんだこいつ」って推しに思ったこともあると思うけど、そんなこと思わしちゃってほんとごめんね。反抗期もあったしね。

でも、それでも、なんか、いつも皆は一緒に歩いてくれてて、戦友って感じで。色んなものを戦ったし、一緒に泣いたし、一緒に笑ったし。そんな日々がかけがえのない宝物です。

宝物だし、HKT48に入らなかったらもらえなかったものだなって、皆さんとの絆とかさ、あんな1つの目標に向かって皆で突っ走っていく感じとかさ、ここでしか味わえないことなんだなって改めて思ったので、皆にも無理させたかもしれないし、きつかったこともあるかもしれないけど、今日こうして皆と笑顔で楽しく卒業公演を迎えられたことが本当に幸せです。

私を見つけてくれてありがとう。私を好きになってくれてありがとう。一緒に戦ってくれてありがとう。一緒に泣いてくれてありがとう。どんな時も好きって言ってくれてありがとう。

皆のおかげで今日私はここにいる。綺麗でした? 輝いてました? (拍手)

ありがとう。ほんとに、ほんとに一緒にいてくれてありがとう。すっごく楽しかったよ、皆のおかげで。すっごく楽しかったです。もうほんとにありがとう。もうありがとうしか、ありがとうで胸がいっぱい過ぎて、ね、ありがとうしか出てこないんだけど、ほんとに楽しかった。

私を好きになってくれて、応援してくれて、HKT48の田島芽瑠を育ててくれて本当にありがとうございました。

最後に秋元先生。私にたくさんのセンター曲を書いてくださってありがとうございました。

11曲。他にもHKT48として歌えた楽曲は全て宝物です。

最初は応援してくださる方より「何でこいつがセンターなんだ」っていう人が多くて素直にセンターを喜べない自分もいたけれど、でも今日メドレーで歌えたんですけど、どれも本当に楽しかったなーって思うし、秋元先生の歌詞を、秋元先生の歌をうたうことができて本当に幸せでした。

これから、ね、色んな子がセンターになっていくと思うんですけど、さっきも言ったようにHKT48は変化を楽しめるグループであって欲しいし、もしかしたらこれから、6期生がね、入ってくるかもしれません。全然わかんないけどさ、もしかしたら6期生の子がセンターに立つことが来るかもしれない。多分ずっと応援してくださってる方多いからさ、HKT。やっぱ最初は「何で?」って思うこと多いかもしれないけど、何歳の子かわからないじゃん。もう10歳の子とかが入ってくるかもしれないし。12歳の私は強かったよ。多分ここまで強い子って今そんなにいないと思うの。だから、ここに来てくれてる、今見てくれてる方だけでもいいので、味方になってあげてください。それだけで救われます。私もたくさん皆のおかげで救われてきたし、「この言葉大丈夫かな」とかちょっと考えてメンバーに届けるようにして。HKT48のファンの人は私の誇りなので、いつまでもあったかくて優しい皆でいてくれたらいいなと思います。

秋元先生、たくさんのセンター楽曲を歌えて幸せでした。本当にありがとうございました。

あと『アサデス。KBC』の皆様。この3年? 中継から3年半ぐらいですかね。長く私を起用してくださって、『アサデス。』さんのおかげでほんとに私は楽しかったです。最後のアイドルラストランが凄く楽しかったですし、福岡で話しかけていただくことも増えたし、凄く成長できたなと思ってます。

いつまでも、なんかいつでも行ったら「おっ、いってらっしゃい」とか「おかえり」とか「おはよう」とか言ってくれて。こんなにあったかい、こんなにアットホームなテレビ局ってあるのかなってぐらい皆さんが凄く温かくて。『アサデス。』って予定に書いてあるだけで前日ほんと楽しみで、ワクワクで、嬉しいって思うぐらいすっごく好きな番組で、すっごく楽しかったです。

また皆さんとはこれからも絶対お仕事したいって思うので、この後ね、HKT48の他のメンバーがお世話になるかもしれないんですけど、何卒よろしくお願いします。

ねぇ、メンバーに残せたのも凄く嬉しいし、『アサデス。』さんとはまた芸能ニュースで紹介してもらえたり、そんな風になんか他の形でもね、関わっていけたらいいなと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

はぁー、楽しかった。楽しかった。

思ったことは言えた気がします。

(2022年3月14日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームH「RESET」公演)