本日は素敵な生誕祭を開いてくださった皆さん、本当にありがとうございます。

本当に久しぶりに、1年ぶり? 2年ぶりか、に生誕祭をこうやって劇場で開いてもらって、今までデビューしてから毎年このように開いていただいたものが1年ないだけでこんなに違うんだなっていうか、ていうのを凄く実感したり、やっぱりこの26歳の1年っていうのもそうだし、25歳の間もやっぱコロナっていう状況の中でなかなかうまく活動できなかったりっていうのが続いて、初めて自分の13年の歴史の中でSKEってものが全くない日々を過ごす時間が多かったです。

皆さんにもほんとにSNSとか配信とかそういうことでしか会えなくて、ほんとにまたこんな景色が見れるなんて、自己紹介でも言ったけど本当に思ってなくて、えーと、何だろう、やっぱ何年も同じ場所からこの景色をこういった形を見ることで変化もあったし、新しく感じることとかも多くなったし、メンバーの皆とかも、もちろんファンの皆も言ってくれるように負担が大きくなったり、なんか抱えてるものが大きくなるんじゃないかっていうのを毎年毎年心配してくれる声もほんとに大きくなっていく一方で、でもやっぱりそれに負けてられないなっていう気持ちもあるので、つらいことだったり大変なことを皆に感じさせないようにもっともっと強くなっていかなきゃいけないなって思ったし、なんだろう、その2年前かな、3年ぐらい前に支配になって、5、6年前にキャプテンになって、そこからやっぱり人よりもたくさん色んな経験をさせてもらって、色んな感じ方をして、色々学んで、色々大きくなったつもりなので、その分たくさんこのグループに恩返ししないといけないし、もっともっと応援してくださったファンの人に恩返しをしていきたいなって思います。

この時代、何が正解で何がいいってされるものがないからこそ凄く迷うと思うし、自分がずーっとSKEにいて変わってきたこともたくさんあって、今のやり方が合ってるのかなとか間違ってるのかなって感じたり、後輩への接し方だったりとか、後輩に、何だろう、こう、後輩を導くことの難しさっていうのもやっぱりほんとに日々痛感していくばっかりで。

それをやっぱりいつもやってると少なからず、なんか自然と、でも意図的にというか、んー、凄い自分のことをおろそかにするっていうことが多くなってるって、自分もそうだしファンの皆様にもそうやって感じさせてしまってるのは本当に申し訳ないけど、本当はそうじゃなくて、皆のことを考えてSKEをもっとよくしようって思うことをいっぱいいっぱいにして、もっともっと向き合わなきゃいけなかったこと、自分のことに全然時間を割いていなくて楽してたんだなっていうのを痛感することが多かったです。

だからやっぱりメンバーもたくさん増えたり、入れ替わったり、卒業したり、加入したりってするメンバーがたくさんいるこのグループの中で何が今一番SKEにとって良いことかとか、SKE48をもっと良くしていくためにどうしていこうかっていうことを考えるのはもちろんのこと、ファンの皆様に喜んでもらえるアイドルでいることを忘れずにこれからも頑張っていきたいなと思うので、私もステージにいるメンバーと同じように上を目指して、前を目指してもっと自分が輝ける場所を自分から作っていきたいなと思います。

なので、やっぱそうすることで、なんだろう、自分のこととグループのことって考えた時にこう、「どっちを」っていうのが凄く難しくなっちゃうからファンの人とかには迷惑かけちゃうし、メンバーにも心配をかけちゃうかもしれないんですけど、でもこれが私のやり方だからと胸を張って実行できる、実現できる1年にしていきたいなと思います。

なのでこれからもメンバーの皆とスタッフの皆と足並みを揃えて、皆で楽しい景色を見ていけるように頑張っていきたいと思います。

長くなってしまいましたが、総じて「頑張ります」という結果になっておりますので。

きっと何の脅しでも何でもないんですけど、んー、なんだろうな、そんなにやっぱり先とか、息って言うんですか?こういう時、は長くないというか、やっぱりもっともっとこれからたくさんSKEとして頑張っていこうというよりかはいつ卒業して次のステップに進もうかなっていうのを考える方がやっぱり多くなりました。

ステージの上でこうやってファンの人に伝えるのは少し寂しいけど、新たなステップに向けてと、そして皆と一緒にSKEにいる限りもっともっと最高の景色を見れるように頑張っていこうという気持ちの27歳にしたいなと思うので、どんな決断をしても皆さんに応援してもらいたいなと思うし、このステージに立ってる以上は皆さんに素敵なパフォーマンスを見てもらえるように一生懸命頑張っていきたいなと思います。

なので、なんか卒業と発表してるわけじゃないのに凄く送辞の気持ちになってきてしまって申し訳ない。なんかごめんなさい。すいません。

なんかプレ卒業発表みたいな感じで受け止めてくれたらいいなと思います。

なので、その時まで全力でSKEして活動していきたいと思いますので、その時まで離れないで応援してくださると嬉しいです。本日は本当にありがとうございました。

(2021年6月30日 SKE48劇場 チームE「SKEフェスティバル」公演)