コンサートでたくさん話しちゃったので、ここで何を喋ろうかなとちょっと迷っていたんですけど、なんか何も考えずに来ちゃって、思いのままにここではお話ししていこうかなと思います。

まずは今日こうやって足を運んでくれた皆さん、そして入れなかったけどロビーまで見に来てくれた皆さん、そして配信をご覧になっている皆さん、見守ってくれて本当にありがとうございました。

自己紹介MCでもちょっと喋ったんですけど、この最後をね、劇場にしたのは私たちHKT48はこうやって劇場からスタートしたっていうのもありますし、今までこの12年間の中で思い出がほんとに一番詰まってる場所が劇場だし、そしてこうやって専用劇場があることは本当に本当に凄いことで、ありがたいことなんだっていうことをメンバーの皆にもう一度しっかり伝えたくて、最後は劇場にしようと決めました。

12年前、劇場がスタートした時、先輩方はたくさんいたんですけど、やっぱりHKTとしては一番最初で、たくさん練習してたんですけど、幕が開いた時にお客さんがいるかわからない状態だったので凄く不安で、大丈夫かな?って、私たちはこれでいいのかな?って思うことはたくさんあったんですけど、でもね、こうやってありがとうことに、その初日から今日まで12年間たくさんの方が足を運んでくださって、大きいコールをたくさんしてくださって、とっても嬉しいなと今日改めて心から思いましたし、そうやって足を運んで応援してくれる皆がいるから私はこうやってステージでキラキラ輝けてたんじゃないかなと思うので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

私のファンの皆さんは、こうやって劇場だったりとかコンサートだったりで私のパフォーマンスを見て好きになってくれた方が凄く多くて、いつもね、お話し会とかで「どういう経緯で好きになったか」とかを最近は凄く聞くことが多くて、知らないことが凄く多かったんですけど、でもその時にほんとに一番多かったのが私のパフォーマンスを見て好きになったよって言ってくれる方が多くて、とっても嬉しくて。

今まで、何て言うんだろうな、ほんとにそうやって言ってくれる方がいるから私はどのポジションにいても、どれだけ後ろでも、どれだけ端っこでも頑張って踊ろう、歌おうと思えたし、どこにいても見つけてくださるファンの方がいたから頑張ることができたなって思っています。見つけてくれて、探してくれてありがとうございました。

そのね、感謝の気持ちを私は「ありがとう」だけで伝えるんじゃなくて、やっぱり皆がどうやったら喜んでくれるんだろうとか、皆は何が好きかな?とか、パフォーマンスだったりとか形でこう見せてお返ししたいなって今までずっと思ってて。それの集大成がこの前のコンサート、卒業コンサートだったんですけど。

ほんとに私のできる100%、120%をあのコンサートで全て出し切って、皆に伝えたつもりだったんですけど、伝わりましたか?(拍手)

良かったです。

伝わってたんだったら凄い嬉しいなって、良かったって今思ったし、これからきっとそうやって頑張ってくれるメンバーはたくさんいるので、「ヲタ卒する」とか言わないで、すぐにね、もう12年間推してくれてた方もいると思うからすぐに推しメン切り替えるっていうスイッチを押せない方もいるかもしれないですけど、HKTのことはこれからも見守ってくれたら嬉しいなって思うし、その見守ってる中で新しい推しメンを見つけて、また私にくれた愛情をたくさんのメンバーに分け与えてくれたら私はとっても嬉しいなと思っているので、これからも皆、HKTをよろしくお願いします。(拍手)

そしてメンバーの皆。後ろ姿でごめんなさい。

えっと、何度も言うように、皆は大丈夫です。私は皆のことを信じてます。

でもなんかちょっとやっぱ無理だって、きついなって思うこともあるかもしれないけど、でもその思った時に諦めるんじゃなくて、1回とりあえずぶつかってみて、そしたら支えてくれる方はたくさんいるし、そこで見つかる新しいこともきっとあると思うから色んなことにこれからも挑戦していってください。

あと、思ったことだったり感じたことはしっかり口にして大人の人に話すようにしてください。メンバーにしかわからないことはきっとたくさんあると思うから、しっかりその気持ちを伝えて、これからHKTをどう良くしていくか、皆でね、考えていってほしいなと私は思います。

でも、意見とわがままは違うので、そこだけはしっかりね、心に持っていて、ワガママをただ言うだけじゃダメだから、しっかり意見として大人の人とお話ししてください。

ほんとに無理だ!って思ったら連絡してきてください。待ってます、いつでも。

これから1期生がいなくなって、また新しいHKTができていくと思うんだけど、そのどんどんどんどん成長していくHKTを私は凄く楽しみにしているし、皆がキラキラしているステージを私は見に来たいなと思っているので、無理をせず、でも皆で力を合わせて大きなHKTを作っていってください。頑張ってね。

もういいかな(笑) 話し尽くしたかな。

でも本当に私はこの劇場から始まって、たくさんのことを学んで、たくさん成長させてもらってきたので、これからはまた一歩踏み出して自分の道を歩いて行くんですけど、ここにいたことをずっとずっと忘れずに皆の、この景色だったりとか、皆の声だったりとか、笑顔をね、忘れずに、これからも頑張っていきたいと思います。

ずっとずっと応援していてください。そしてこれからもずっと大好きでいてください。

今日は本当にありがとうございました。

(2023年7月23日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームKⅣ「ここにだって天使はいる」公演)