菜央へ

22歳のお誕生日おめでとう。

今年もお母さんが書きます。

去年の生誕祭からもう1年も経つのですね。

この1年は嬉しいこともそうでないこともたくさんあった1年だったね。

去年の誕生日は東京アイドルフェスティバル、その前日はサマーステーションに出演させていただきました。

本当に暑い中で体調が心配だったけど、汗だくになりながら全力でパフォーマンスしている姿を見て安心しました。

当時の写真で顔を真っ赤にして前髪が汗で張り付いているのがあって、普段はあまり顔に汗をかかないので凄く頑張ったなと思います。

9月9日のライブツアーではチームBIIへの昇格がありましたね。何も知らせなくて突然の発表だったので驚きと嬉しさで号泣しました。本当に良かったね。

11月発売の22枚目シングル「初恋至上主義」の選抜には入れなかったけれど、難波鉄砲隊其之八のメンバーに選ばれました。

ドラ3と6期のメンバーで初めてのMV撮影やレコーディングなど貴重な体験がたくさんできたね。

でき上がったMVを見た時の感動はずっと忘れないよ。

そして23枚目シングル「だってだってだって」で、ついに選抜に選んでいただけました。この知らせを聞いた時は2人で抱き合って喜んだね。

順調に撮影もレコーディングも終わり、発売を楽しみにしていたところにコロナの影響で発売が延期になってしまいました。

劇場公演もできなくなり、握手会もラジオの収録も取材も全て自宅からのオンラインになりました。

このままの状態で活動が続けていけるのか、一時は本当に心配になりました。

でも少しずつですが無観客で生誕祭やライブ配信が始まりましたね。

そんな中、約1年前から始めた毎日彼女が好評で、ついに冠ライブをすることが決まりました。

初めにその話を聞いた時はもちろん嬉しかったけど、「たった1人で歌って踊るのができるのか」と実は心配な気持ちの方が少し大きかったよ。

本番当日、最初は表情も硬くて見ていてハラハラしたけど、中盤くらいからはしっかり本来の菜央が出せていて頼もしかったです。

もちろん歌もダンスもまだまだ未熟だけれども、この短期間で1時間弱のライブの構成から演出まで全部考えてやり切ったことは本当に凄いことだと思います。よくやったね。

ちなみに冠ライブの模様はDMMさんで見れますので、まだの方は是非見てください。

新澤菜央「宣伝(笑) お願いします」

今日までの出来事を振り返って改めて思ったことは、たくさんのいい波を起こせたということです。

残念な出来事があったけどけれど、その次には大抵いいことがありました。

最初は小さな波かもしれません。でもこの波がたくさん集まって、22歳の1年は大きな大きな波が起こせる年になるといいですね。菜央ならきっとできると思うよ。家族の皆も応援しているからね。

最後になりましたが本日はDMMの配信をご覧の皆様、生誕祭の生誕委員の皆様、スタッフの皆様、メンバーの皆様、一緒に出演してくれたひなちょとれなたん、本当にありがとうございました。まだまだ未熟な娘ですが、これからもどうぞよろしくお願い致します。

母より

(2020年8月5日 NMB48劇場 オンライン生誕祭「新澤菜央 生誕祭」)