菜央へ
23歳のお誕生日おめでとう。
昨年の生誕祭は無観客での開催だったけれど、今年はファンの皆さんに一緒にお祝いしてもらえて本当に良かったね。
22歳の1年間は嬉しいことも悲しいこともたくさんあった年だったね。
初の選抜メンバーに選んでもらえて、初の歌番組にも出させてもらったね。
その後コロナの影響で公演もなかなか思うような活動ができず、もどかしい思いもしたね。
年が明けてからのナンバトルは人見知りで前に出るタイプではない菜央にとってはきっと大変だったろうなと思います。
でも「みっくすじゅーす」のメンバーのことを知ることができ、美瑠さんの背中を間近で見てたくさんのことを吸収できたことは本当に良い経験になったね。
「みっくすじゅーす」の公演ではフロントに立たせていただくことも多くて、研究生の頃の後ろの端っこで踊っていたことを思うと胸が熱くなります。
いつも凄いなと思うのは、どんなに夜遅くまでダンスの練習をしていても次の日、朝早くから仕事やレッスンのある日は1人で全部準備して、気づいたらもう出かけてることです。
休みの日は本当に1日中寝ていて、生きているか確かめに行くほどなのに仕事になるとパッと切り替えるところ、いつも感心してるよ。
家では弱音も吐かないし、苦しいことも悲しいことも表に出さないけれど、大変な時にはもう少し頼っていいからね。
23歳の1年は自分の思うことを思いっきりやりきって、悔いのない年にしてください。何があってもいつも応援してます。
最後になりましたが、本日この大変な中、生誕祭を開いていただいた生誕祭実行委員の皆様、スタッフの皆様、今日一緒に生誕祭を盛り上げてくれている「みっくすじゅーす」の皆様、メンバーの皆様、そしていつも応援してくださってるファンの皆様に心より感謝致します。
本日は本当にありがとうございました。
母より
(2021年8月16日 NMB48劇場 白間美瑠プロデュース「大阪魂、捨てたらあかん」公演)