なんかもう卒業までもいっぱい喋る機会あると思うし、まだね。なんか何言おうかなって凄い悩んだんですけど、あえて何も考えてこなかったです、今年は。

ということで、まずは定番の、こんな素敵な生誕祭を開いていただいた生誕委員の皆さん、そして今日配信を見てくださってる皆さん、いつも応援してくださってる皆さん、本当にありがとうございます。

なんかあれですね、やっぱ私10年間NMBで活動させていただいてきて、この1年に1回の生誕祭っていうのは凄く楽しみに毎年毎年もう生誕祭が大好きで、今年はどんなんかなーって凄く楽しみにしてたので、去年生誕祭を開いていただいたのが11月だったかな? そう、11月だったんですけど、もうその時には卒業を、10周年で卒業しようっていうのは決めてたから、去年の生誕祭は「来年が最後か」と思って、「もうこれもあと2回しか見れないんだな」と思って凄いワクワクと寂しさもあったんですけど、残りの1回がこういった形っていうのは凄く正直寂しいなって思うし、なんか卒業発表してから、自分の、なんだろう、この先のこととかには凄く前向きでワクワクしてるし、あんまり不安な気持ちとかもなくて、凄く楽しみだなと思うことが凄いいっぱいあるし、楽しみにしてることがたくさんなんですけど、でもやっぱり今は卒業までの期間が凄く不安というか、なんかこう卒業コンサートにしても公演にしてもどうなっちゃうんだろうなって思うし、やっぱママのお手紙でもさっきあった通り私、アイドルで何を一番やり遂げたかったかっていうと、あとほんとに卒業コンサートだけだったから、なんかこうぶつけようのない感情なんですよね、これはもう。

どこにぶつけたらいいかわかんないし、私がこんだけ悩んでる分、世の中でこうやって今のこの世界の状況で悩んでる方がきっとたくさんいると思うから、私だけじゃないんですけど、凄くやっぱやりたかったなって凄い思うし、卒業発表した時に皆に「えー」って言ってほしかったのは凄くあったりとか、握手会やって皆とこう目と目を合わせてちゃんとお話したかったなって、今まで思い出とかもやっぱ10年ここにいたから凄くいっぱいあるし、そういうのも直接聞きたかったなとか、そういう寂しい気持ちになることが最近は凄く多いなって私は思ってます。

やっぱりどこまでいってもこの感情は消えることないし、まあ卒業コンサートとか卒業公演とか今後どういった形になっていくかわかんないし、毎日「決まっては変更になって」っていう日々を繰り返してるんですけど、でもやっぱり自分が決断した道やし、その決断はもう何回も悩んで、凄い決めては取り消して決めては取り消してっていうのをそのこの期間ずっと悩んでて決めたことだから、そんなに、こうね、ほんとに強い気持ちであったってことは嘘じゃないので、でも寂しいって気持ちがやっぱりどこまで行っても抜けないっていうほんとに毎日複雑な感情なんですけど。

でも卒業した後にでも絶対に今皆さんが持ってくれてる寂しいなとか残念だなって思う気持ちとか自分が持ってるやりきれなかったなと思う気持ちは自分が卒業した後でも絶対にこの自分のこれからの芸能人生で穴を埋めていこうと思うし、この時の気持ちを取り戻したいなって思ってるので、今はこの状況の中で精一杯できることとか、こうNMBのためにできること、自分のためにできることを一生懸命考えて、なんかこう先が見えないからこそ一瞬一瞬を大事にして、ファンの皆さんとメンバーの皆とNMB48を更に盛り上げられる10周年にしたいなって思いますし、なんかこんなに苦労しながら卒業することって今までのメンバーもなかったと思うから、それはそれで私の人生の中の大きな経験なんじゃないかなって思うし、きっとこれがあってまた皆さんとの絆も深まるんじゃないかなって思ってるので、最後までよろしくお願いします。

なんかちょっとまとまりのない文章になっちゃったけど、でも本当に毎日こういう気持ちと戦ってます。

(2020年8月26日 NMB48劇場 オンライン生誕祭「吉田朱里 生誕祭」)