本日は卒業公演に足を運んでいただいて、そしてこの会場に来れなくてもきっとロビーでたくさん見守ってくれてるのかな? どうでしょうか? あー、凄い。拍手聞こえました。ありがとうございます。
ロビーで見守ってる皆さん、そしてDMMで配信で見守ってくださってる皆さん、日頃より応援してくださってる皆さん、本当にありがとうございます。
本日を持ちまして私、下野由貴はHKT48を卒業します。
13歳からHKTに入って11年とちょっと活動させていただいていましたが、悔しいことも苦しかったことも凄く凄くたくさんあったはずなのに、いま本当に本当に幸せだったなって…(涙) 幸せだったなって、楽しかったなとしか浮かばなくて。それは本当に本当にたくさん人に恵まれてきた11年だったからかなと思っています。
まずはいつも支えていただいてるスタッフの皆さん。ほんとに、私たちがこうやってステージに立てるまでの間、凄い色んなことを考えてくださって、色んな準備をしていただいて、私たちがステージから降りた後も色んなことをしてくださって、皆さんのおかげでアイドルができています。本当にありがとうございます。
ほんとに13歳から入ってきたので、この11年間スタッフさんたちとも色々な出会いがあって、別れもあって。
そうですね、途中で別れていったスタッフさんでも未だに凄く気にかけていただいたり、途中から入ってきて今もそばにいてくださるスタッフさんも本当に凄い愛情を持って接していただいて、本当に本当に感謝しかありません。
今回の卒業公演に関しても凄い本当にたくさん動いていただいて。で、ドレスどうですか?(拍手)
ねぇ、凄くないですか?(拍手)
ねぇ、ほんとに凄いドレスを作っていただいて。まさかこんな素敵なものを作ってもらえるなんて。先ほど一個前に着てた衣装もそうですけど。
なんか下野は選抜でもないし、なんかHKTのセンターとかでもないのに、こんなにしてもらっていいんですか?って感じなんですよね。
で、なんかこの卒業公演に関しても凄い、1期生も色々ね、たくさん出てくれましたけど、声をかけてくださったりとか、あと私が最後悔いの残らないように色んなことを考えていただいたり、ちょっとできなかったんですけど「特別公演やらない?」とか言ってくださった方もいて、なんかそういう気持ちが凄く嬉しくて。
「下野がこんなにしてもらっていいんですか?」って、「私こんなに見送ってもらって、ちゃんと見送ってもらえていいんですかね?」って言ったら、必ず「そうやって見送られるべきだよ」って言ってくださって、それが本当に本当に嬉しかったです。
ほんとに皆さんがいるおかげで安心してステージに立つことができました。
これから先、あおいちゃんと可愛い後輩たちのことをどうぞよろしくお願いします。
メンバーの皆がこれからも夢を持てるような、キラキラした表情がどうか曇らないようにそばで支えてあげてほしいなと思います。
そしてメンバーの皆へは、あとで言おうかな。
はい、そしてほんとに何よりファンの皆さん。
ねぇ、今でも、やっとドレスを着て卒業を実感しているんですけど、どうだったかな? 11年間、出会ったタイミング、それぞれ応援してくださるタイミングもそれぞれだったと思いますが、楽しかったですか?(拍手)
ありがとうございます。いやー凄くね、ちょっと不安でもあったんです。なんかあまり嬉しいことを報告できたりしてなかっただろうし、心配をたくさんかけたこともありましたし、応援してて大変だなっていう思いももしかしたらさせてたり、もどかしい思いも悔しい気持ちも一緒にさせてきてしまったかなと思うんですが、でも私はほんとにつらい時とか悔しかった時に何より皆さんの言葉と何より存在に本当に本当に支えられてきました。
こうやって温かい空気感を皆さんが作ってくれて、握手会でお話ししたりすれば、なんだろうな、凄い力をもらえる言葉をたくさんくれたり、なんかたわいない話でも凄い1人1人こんなに素敵な人たちから応援されるなんて幸せだなって毎回思っていました。今も思ってます。
皆さんのおかげで、「私、アイドル向いてるな」なんて思ったこと一度もないんですけど、でも「向いてないな」とか思いながらも、それでも楽しく活動ができたのは皆さんのおかげです。私に色んな力をくださって、私のことアイドルにしてくださって、出会ってくださってありがとうございました。(拍手)
これから先はアイドル下野由貴ではなくなりますけど、引き続き応援してほしいなーって思ってますし…(拍手)
あー、本当ですか?ありがとうございます。
でもちょっと心配もしています。皆さん、アイドルとしてステージに立ってる下野のことが好きなんだろうなってちょっと、いう気持ちもあるんですけど。
でもそれ以上に今まで築いてきた皆さんへの信頼も。ちょっと圧ですかね?これは。信頼も凄くしているので。そうですね。でも下野の次に応援したいメンバーとかアンケート取ってるって聞いて(客笑) なんかちょっと心配なんですけど(笑)
でもそうですね、そうやって後輩のことも、引き続きHKTのことも応援してほしいなという気持ちも半分ありつつ、そんな余裕もないなという気持ちも半分ありつつ、なんですけど引き続き、卒業は1回の区切りということで、これから先の下野の活動も楽しみにしていただけるように、私自身応援してもらえるような人になれるように覚悟を持って一歩踏み出したいと思います。(拍手)
凄く凄く寂しいですけど、でも皆さんとはこれから先もずっとそばにいたいなと思っているので、ずっとずっとそばで応援しててください。
私は1期生としてHKTの歴史をずっとゼロの状態から今まで見てこれたということが本当に誇りに思ってます。
なので、これから先、HKTに下野由貴がいたということを誇りに思ってもらえるよう活動していきますので、これからも応援の程よろしくお願いします。本日はありがとうございました。
それでは大好きなメンバーに向けて言いたいなと思いますので、みんな出てきてもらえますか?
これ普通に喋っていいのかね。
えっと、何て言ったらいいんだろう。
本当に本当に今まで、ありがとね。
皆と一緒にステージに立って過ごした時間が本当に楽しくて楽しくて。どんなにつらいことがあっても皆と会うことが楽しみでお仕事も頑張ってこれました。
皆と会えなくなるのが一番寂しいなって思ってるんだけど、これからのHKTをどうかよろしくね。
ファンの人はもちろんだけど、より身近な人たちに応援してもらえるような、そんな人になってください。
あおいちゃんは1人で残してごめんね。
ごめんね。でも私も1人になるの悲しいから、だから残されるよりも自分で選ぼうって思って。
「あおいなら大丈夫って言われるの嫌だ」って言ってたけど、そう本当に思ってるから、ねぇ、あとは楽しんでね。最後まで好きなこといっぱいしてね。
※本村碧唯「うん、ありがとう」
絶対に卒業の時は駆けつけるから、ね。
ほんとに皆のことが、今日ここにいないメンバーもたくさんいるけど、皆がこれから変わっていったとしても、変わらなくても、皆が自分のこと好きになれないなっていう時があったとしても私は皆のこと大好きだってことを忘れないでね。
今までありがとう。
(2022年12月10日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 チームKⅣ「制服の芽」公演)