まずはですね、来ていただいた皆さん、それから配信で見てくださってる皆さん、そして来れなかったけど普段から応援してくださってる皆さん、本当にありがとうございます。

いやー、ずっと何日か前からか「何話そうかな~」というのはずっと考えて、で、結局あんまりまとまらず、今この場に立ってるんですけど、もう生誕祭も10回目ということで、なんかもうこんなに長い時間皆さんと一緒に、まぁ出会ったタイミングはね、それぞれだと思うんですけど、凄い一緒に時間を過ごすことができて幸せだなと今思ってますね。

で、そうですね、あの、毎回生誕祭終わった後けっこう反省するというか、去年特に反省しまして。

けっこう毎年毎年なんかネガティブなことばっかり言ってしまったなって、なんか皆さんに心配じゃないですけど、なんかもっと、まぁ感謝も伝えてはいたんですけど、それよりなんか凄いネガティブなことばっかり言ってしまってたなーと思って、申し訳ないなーと思っていました。去年も特になんですけど。

でもまぁ、そういう本音っていうか、あんまりつくろわずに自分の本心をこう出せるのは、やっぱり皆さんの、なんだろうなあ、皆さんへの信頼というか、そういう部分もあっての甘えというか、感じなので、凄い皆さんがこうやって支えてくださってるから言えた言葉かなと思っています。

でも今日はなるべくあんまネガティブなことは言わないようにしようと思って。

そうですね、去年は、去年のそのスピーチで言ったのは、自分がHKTにとって、んー、いることが迷惑なんじゃないかって思ってるっていう話をしたと思うんですけど、そうだなー、んー、なんだろう、今も、んー、ちょっとそれを思ってしまってる部分はあるんですね、自分の中で。

こう10周年を迎えて、新しくHKTがどんどん変わっていく中で、新しい子たちも今後入ってくる時に1期生として残ってる自分の意味みたいなものを最近はよく考えます、凄く。

そう、変化していくグループの中で最初からいる自分はこのグループにとってどういう存在になればいいのかなっていうのを考えて、あまり、そうだな、答えは出せずにいるっちゃいるんですけど、なんだろうな、これは勝手に自分で思ってるだけというか、まぁ、私たちがいることがその変化の邪魔になってはないかなと考えることもよくあります。

でも、んー、でもまぁ残るというか、この1期生は3人になりましたけど、この残った3人で、なつあおはね、キャプテンとしてしっかり引っ張っていってくれてるので、自分が1期生としてここまで10年、11年目まで残った意味、少しでも貢献、グループにとって貢献できたらいいなって思うし、そうですね、あんま、卒業を考えないわけではないです、これは去年も言ったんですけど。

でも自分が卒業するまでに教えられること、後輩に教えられることは全部教えたいなと思うし、まぁそれが自分にできることかなってちょっと思ってるので、んー、まぁ教えるというか、私が教わることとかの方が凄い多いんですけど、自分にできること全部やり尽くして、「あー、もう楽しかったな」という気持ちで卒業できるように頑張りたいなって今は思ってますし、自分がここにいる意味は何なんだろうなっていう、考えることもまぁほんとにまだあるけど、でもそれより、考えるよりかは自分にできることを見つけて行動していきたいなって思います。

でも最近ほんとに10年経ってやっと、なんだろうな、周りにやっとこの1年で甘えられるようになったかなって思ってます。

自分のできないことは、何だろう、なんか、まぁもちろん努力はするんですけど、まぁ人にも頼れるようになったかなってちょっと思ってます。どうだろうな。わかんないけど。

でも皆さんにもけっこう、今までもずっと甘えてきてましたけど、でも皆さんにもこの1年凄く甘えさせてもらって、ほんとに自分がちょっときついなという時は「きついな」って言えるし、ちょっとだけ今日は休みたいかもっていう時はちょっと休めるようになったかなって自分で思ってます。

でもそれはほんとに今までこう皆さんと築いてきた信頼関係っていうのかな、のとかのおかげだなと思うし、んー、もちろん同期にたくさん頼ってきたから今3人になって凄い寂しい気持ちもあるし、んー、頼ってきたんだなって実感することも多いけど、その分後輩の、なんだろう、成長をたくさん見つけられるようにもなったし、後輩にも今たくさん頼ってる状態なので、凄い、んー、甘えられるようになったかなと思います。

でも、うん、それになんだろう、まぁグループのこともたくさん考えるし、このグループの中での自分というものもたくさん考えては来たけど、それよりけっこう自分のことをたくさん考えるようになった1年かなと思ってますし、これからも、もちろんグループのことも考えつつ、自分のやりたいこととかに向けてもっと自分のことをたくさん考えて、周りに甘えて、考えていきたいなと思いますし、でも、んー、「甘えること」と「甘え」は別かなと思うので、自分の甘い部分は早く断ち切って、しっかり覚悟を持ってこれからも進んでいきたいなと思います。

なので、これからも皆さんと楽しい時間を過ごしていきたいなと思ってるので、ほんと10年、長い方は10年一緒にいて、まぁそれぞれのタイミングで出会って、今こうやって皆さんとすっごい、もう家族のような関係を築けていることが凄く嬉しいですし、なんかあんま「卒業」っていうワードを出すとね、嫌だと思うんですけど、でも下野は卒業してもやっぱお芝居がやりたいので、皆さんの前に、まぁ出れたらいいなと思ってるので、申し訳ないんですけど一生「下野推し」ということで(笑) すいません(笑) ずっとこれからもね、もっともっと皆さんとの絆深めていけたらいいなと思っています。なのでこれからも応援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

(2022年4月16日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 「博多なないろ」公演 チームレインボー)