まずはですね、今日来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。(拍手)

ありがとうございます。そうですね、凄い忙しいなか予定を調整して今日来てくださったりとか、あとは予定が合わずに来れなかった方もいらっしゃるだろうし、今こういう状況下の中で来ることを諦めた方もたくさんいらっしゃると思いますが、皆さんの思いはちゃんとしっかり届いていて、本当にいつもいつも支えられてます。来れなかった方の思いもしっかり届いていますので、そうだな、ほんとに2回目なんですけど、今日は本当にありがとうございました。

そうですね、2年ぶりの生誕祭なんですけど、んー、なんか何から話していいのかちょっとわからなくなりつつあるんですけど、そうですね、13歳でHKTに入って今年は23歳になったということで、なんか10年、長い方は10年皆さんと一緒に過ごしているんですけど。

そうですね、なんか最近ファンの皆さんの、なんか握手会とかで個人的な近況を聞くのが凄く楽しみになってきてて。

ファンの方の「最近お仕事でこういうことをやり始めたんだよ」とか「なんかこれからこういう所、部署に行くんだ」とか「この春から引っ越すんだ」とか、あと何だろう、「結婚したよ」とか「子供が産まれました」とかそういう報告を聞くのがなんか凄い楽しみになっている自分がいて、なんか凄いもう皆さんとはもう家族みたいな存在なんだなっていうのを最近改めて実感しています。

で、なんか凄い一緒に生きてるなっていう感じがして、ほんとに皆さんの、なんかそういう他愛ない会話でも凄く凄く毎回支えられてます。

そうですね、んー、今年はけっこうなんだろうな、まぁやりたい、まぁこういう状況なのでなかなか思うように活動ができなかったりもしたんですけど、その中でも皆さんがコント劇で投票してくださったおかげでステージに立つことができたりとか、あとはまぁ「劇はじ」とか、で、自分の好きなことにけっこう関われた年ではあったかなと思っていて。

で、改めて、やっぱりお芝居がしたいなっていう気持ちが凄い、凄い生まれたというか再確認した、芝居とか作品づくりに関われるようになりたいっていう思いが凄い加速していった1年だったなと思うし、でも待ってるだけじゃダメだなと思ったので個人的にも色んなワークショップに通うようになったりとかして、なるべく自分で、こうチャンスが来た時に掴めるような準備を始めた1年でもありました。

そうですね、なかなか上手く、アイドルの活動もそうだし、なかなか、んー、うまくいかないなって…(涙) 思うことはたくさんあるんですけど、そうですね、でもうまくいかないなと思うこともたくさんあるし。そうだな…(涙) なんか、んーなんか、HKTにいることがなんか迷惑なんじゃないかなって、なんか、「やめたほうがいいのかな、もう」って思ったりすることもたくさんあったんですけど、でも私がまだHKTが必要なので、なので、私が外でしっかり立てるようになる、これからしっかり立てるように、んー、何て言ったらいいのかな、「1人でもしっかり立っていけます」って言えるくらいまで、時間かかりすぎだよって感じなのかもしれないですけど、もう少しだけアイドルとして頑張れたらいいなって思ってます。

なので、そうですね、んー、まぁでもこれからもうまくいかないこともたくさんあると思うんですけど、この世界にいてずっとポジティブにやり続けるのは難しいことだっていうのわかってるんですけど、それでも自分の信じてる部分とか、これだけは純粋な気持ちで頑張るっていうところだけは譲らずにしっかり前を向いて頑張っていきたいなって思ってるので、そのためには皆さんの力がまだまだ私には必要なので、これからも、私が、まぁまだ卒業は、ちょっとちらつくなぐらいで具体的には考えてないので安心してください。

なので、アイドルを、そうですね、卒業するまで、そしてしてからも皆さんと一緒に生きていけたらいいなと思ってますので、これからもどうぞよろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。

(2021年4月2日 西日本シティ銀行 HKT48劇場 「博多なないろ」公演 下野由貴 生誕祭・劇場出演1000回達成記念公演)